佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 ペザーロ ロッシーニフェスティバル 来日公演 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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作曲 ロッシーニ
「マホメット2世」
指揮 アルベルドゼッダ
演出 ミハエルケンペ
「オッテロ」
指揮 グスタフクーン
演出 ジャンカルロ=モナコ

管弦楽 ボルツァーノトレンド ハイドンオーケストラ
合唱  プラハ室内合唱団

 始めて見るオペラは分かりやすい演出の方がいい。特に筋立てがしっかりしているものは。そういう意味で古くさいと言われるかもしれないが「マホメット2世」のちゃんと立て込んだ美術セットの中で物語が進行するほうが何倍もいい。アルベルドゼッダの指揮も良かった。僕の知ってるロッシーニの軽やかさよりは、ドラマチックな音作りに挑戦しているようで、でもマイナー系の音楽はどうしても創りだせなくて、時々漏れてくるロッシーニの軽やかな旋律がパロディのように面白い。
 歌手は表題役の人が声がなくて困ったが、他はテナーもナンシー役の人も良くて満足。
 一方「オテロ」の方は何かオラトリオみたいな演出でアレレという感じ。あれならば演奏会形式でやってもらった方がいい感じだった。



2008年 11月
オーチャードホール
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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