佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 メトロポリタンオペラ マノン 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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Conductor: Fabio Luisi
Manon: Anna Netrebko
des Grieux: Piotr Beczala
Lescaut: Paulo Szot
Comte des Grieux: David Pittsinger
Production: Laurent Pelly
「マノンというよりもネトレプコ」
 このマノンのプロダクションは日本で2010年に見た。そう、ロイヤルオペラの来日公演で見たものと同じなのだ。プログラムをよく見てみると、メトロポリタンオペラ、ロイヤルオペラ、ミラノスカラ座、フランストゥールーズオペラと4つのオペラハウスの共同制作となっている。だから、衣装も演出も照明も同じだ。美術もセットも日本で見たものと基本は同じ。もう少し舞台を飾っているというだけだ。
 そんなマノンのヒロインは今回もネトレプコ。ロイヤルオペラで見たときよりも歌は安定し、演技も素晴らしい。女王の風格がますます備わって現在世界最高のディーバである。この作品は上記のように欧米のトップオペラハウスで上演されるわけで同じプロダクションでネトレプコは世界を制覇したわけだ。
 少し太ったけれども彼女が出てくると巨大なメトロポリタンオペラの空間が華で満たされるのを味わった。



2012年4月14日@ニューヨーク メトロポリタンオペラ劇場
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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