佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 カウボーイ&エイリアン 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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「007」のダニエル・クレイグと「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォードが共演するアクション大作。「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監督がメガホンをとり、製作陣にはロン・ハワード、スティーブン・スピルバーグらが名を連ねる。1873年、米アリゾナ。荒野の中で目を覚ました男は記憶をなくし、腕には見慣れない機械の腕輪をはめていた。近くの町にたどりついた男は、自分がジェイク・ロネガンという名であり、その首に賞金がかけられていることを知る。そんな時、突如として町に未知の敵が襲来し、人々をさらっていく。ジェイクのはめた腕輪が敵を撃退できる唯一の武器であることから、ジェイクは息子をさらわれた町の権力者ダラーハイドとともに敵の跡を追跡することになる。共演にオリビア・ワイルド、サム・ロックウェルら。
キャスト: ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリビア・ワイルド、サム・ロックウェル
監督: ジョン・ファブロー
脚本: アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、デイモン・リンデロフ

「これぞ素晴らしきバカ映画の代表作」
 B級映画。愛を込めてそう呼ぶ映画群がある。心をうつ名作ではないし、金をつぎ込んだ大作でもないが観ていて何か楽しくなる映画。そりゃあり得ないだろうというストーリーもあったりで、監督や脚本の個性もにじみ出る映画でもある。これはスターを使っているし低予算でもないが、そういうB級映画の匂いがプンプンする映画ならではの作品だ。西部劇にSFをガチンコでぶち込んだらどんな映画に成るか。それがこれである。だから、「カウボーイ&エイリアン」以外のタイトルはマジに正しい。観ていて苦笑したくなるが、嬉しくなりながらそう思ってるのが分かって楽しくなる。これは映画館で観たかったなあ。なぜなら細かいところまでこだわっている。美術とかね。きっと10年後にもきちんとファンがいる映画だろう。どうかパート2みたいなもの作らないでおいてほしい。
2011年12月27日@JAL
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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