佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 ミュージカル シラノ 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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ブロードウェイミュージカル
レスリブリュッカス 作詞台本
フランクワイルフォホーン 作曲
山田和也演出
出演 鹿賀丈史 朝海ひかる 光枝明彦 鈴木綜馬 浦井健治 岡田静 ほか




 12600円のS席で見たからか、今日も相当不満です。先ずは自分が悪いのですが、レスリーブリュッカスの名前をクレジットに見つけたので彼の音楽かと思いきや、ブリュッカスは作詞と台本。音楽は違うんですね。鹿賀丈史はあくまでも大劇場用の演技なのに、そこに魂も載せて見事なんですが、声がかすれる、音程があやふや。大仰な息継ぎ。きっと役作りでそうされていたのだ。そうされているんだ。そう念じながら見てました。
 レスリーは(ジギル&ハイドも作詞だけなんですね、作曲でも、クリスマスキャロル、ドリトル先生不思議な旅、チップス先生さようならなどなど実績ありの大作曲家。60年代は席巻しました。正直言って、アンドリューロイドウエッバーが出てくるまではイギリスNo.ワンだった人で、アンドリューロイドウエッバーで一番割を食った人です)岡田静ソロ部分は全くなかったです。鹿賀丈史などと絡むシーンなどは結構あるのですが、何しろ歌を聴かせてくれないと、ちょっと残念。役柄はロクサーヌの侍女みたいな役でした。良かったのは光枝明彦、鈴木綜馬、金澤博も良かったですね。
 
 2009年5月15日
 日生劇場

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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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