自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
演出 ステファンダルドリー
音楽 エルトンジョン
出演 トムホーランド
映画「リトルダンサー」のミュージカル版である。とても評判がいいので、前からみたいと思っていた。一番前のかぶりつきで見た。芝居や音楽のもつ力のスゴさを改めて感じた。話はサッチャー政権の構造改革路線で、イギリスの炭坑が次々とダメになって行った時代の話でおなじみの通り。
エルトンジョンの曲がいいのである。「連帯」とか「くそっくらえサッチャー」「電気が走る気持ち」とかの曲、好きだなあ。何かホントに名曲揃い。そして、子役が本当にスゴい肉体をもっていて、懸命に踊る、唄う、演技する。こんなに!というくらいにスゴくやる。もうそれに感動してしまう。それだけでない。80歳くらいのよぼよぼのばあさん俳優まで踊るし、唄うし、可愛いのである。イギリスの労働者が大変で必死に戦った時の話。舞台に立つ関わる人も必死になっている。何か通じるのです。
いやあ、良かったです。少年が自立していくという誰もにもある人生の一ページの話。両親は追い込まれているのに、息子のために自分の価値観を捨てて応援する。自分の夢を叶えられなかった女教師もそう。出てくる人たちの訛りのある英語までがいとおしい音楽のように聞こえました。
2008年12月18日
ビクトリアパレス劇場(ロンドン)
初見だったこともあるかもしれながロンドン版の方が面白かった。階級対立などは戯画化され、政治的ストなどの背景部分は薄められ、セットは豪華になりショーアップ化されたニューヨーク版。何か違うんだよなあと思いながら見た。音楽は素晴らしいしあれなんだけど。
2008年1月21日
インペリアル劇場(ニューヨーク)
音楽 エルトンジョン
出演 トムホーランド
映画「リトルダンサー」のミュージカル版である。とても評判がいいので、前からみたいと思っていた。一番前のかぶりつきで見た。芝居や音楽のもつ力のスゴさを改めて感じた。話はサッチャー政権の構造改革路線で、イギリスの炭坑が次々とダメになって行った時代の話でおなじみの通り。
エルトンジョンの曲がいいのである。「連帯」とか「くそっくらえサッチャー」「電気が走る気持ち」とかの曲、好きだなあ。何かホントに名曲揃い。そして、子役が本当にスゴい肉体をもっていて、懸命に踊る、唄う、演技する。こんなに!というくらいにスゴくやる。もうそれに感動してしまう。それだけでない。80歳くらいのよぼよぼのばあさん俳優まで踊るし、唄うし、可愛いのである。イギリスの労働者が大変で必死に戦った時の話。舞台に立つ関わる人も必死になっている。何か通じるのです。
いやあ、良かったです。少年が自立していくという誰もにもある人生の一ページの話。両親は追い込まれているのに、息子のために自分の価値観を捨てて応援する。自分の夢を叶えられなかった女教師もそう。出てくる人たちの訛りのある英語までがいとおしい音楽のように聞こえました。
2008年12月18日
ビクトリアパレス劇場(ロンドン)
初見だったこともあるかもしれながロンドン版の方が面白かった。階級対立などは戯画化され、政治的ストなどの背景部分は薄められ、セットは豪華になりショーアップ化されたニューヨーク版。何か違うんだよなあと思いながら見た。音楽は素晴らしいしあれなんだけど。
2008年1月21日
インペリアル劇場(ニューヨーク)
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サヨナラ?
作/佐藤治彦
演出/横内謙介&有馬自由
横内謙介さんの公式ホームページから
2009年02月01日(日)
ラブ×3
ドリル魂 横浜現場 の進行と同時に、12回目の
ラブ×3を作っている。
今日も、その稽古に。
佐藤治彦さんから提供して貰った、短編を稽古した。
佐藤さんは、経済評論家である。時々、テレビなどにも出て、不況の問題など語っている。
知り合った、十数年前は、完全にその道の人だった。
でも知り合った頃から、猛然と演劇界に参入してこられ。
今では 経済とH という自らの作品を上演する劇団まで主宰し、
むしろ、お芝居の人 みたいなことになっている。
その過渡期の頃、ラブ×3 に、何回か参加して頂いた。
そして今回、久しぶりに また書き下ろしてくれた。
でも今回は、かなり、プロチックな立場である。
実際、書いてくれたのも
いろんなとらえ方の出来る、繊細な男女の青春心理劇、みたいな短編だ。
皆がエチュードで作る作品に混じり、
いかにも専門的な作家の言葉が、ここにある、みたいな雰囲気で、
今回の ラブ×3 の世界に深みを持たせてくれているのだけど、
ただ、
自分たちの世界である、エチュード作品と違って、
作家の言葉を、肉体化するというのは、駆け出しの俳優にとっては、大変な作業で。
実は、作家のセリフを言うことこそ、俳優の仕事なんだけど、
まあ、ラブ×3 はそこらへんで、あんまり苦労しないように処理されているわけで、
つまるところ、大変なのである。
せっかく、良い作品を書いてくれたのに、
申し訳ないので、
必死に修正を加えてきた次第。
にしても、
初期の頃の、佐藤作品には、仕上げまでに、いろいろ手を加えた私だったが、
今回は、一字も変えずに、そのまんま、挑ませて頂いている。
それぐらい、
緻密なホンになっている。
佐藤さん、本当に、
劇作家になったんだなあと、感慨深い。
あのころ、会うたびに、芝居がやりたい、と言っておられた。
勉強させて下さいなんて。
それがねえ。
たぶん、もう三十半ば超えてたはずだよ。
彼が、そう言い出した頃には。
遅すぎることなんか、ないんだね。
そんな、
佐藤さんも一本書いてくれた、ラブ×3 第12回
間もなく開演。
今も必死に、仕上げ中です。
http://www.tobiraza.co.jp/blog/
2月5日から8日までの短い間の上演ですが、よろしければごらん下さい。
この作品に出演している研修生は若いし、俳優としても人間としてもまだ成熟した人たちではありません。しかし、その中にほとばしるようなエネルギーを感じることがあると思います。素朴で演劇の根源的な感動の源泉があるように思えます。
扉座サテライト公演
「LOVE LOVE LOVE 12」(ラブラブラブトゥエルブ)
扉座研究生の実体験に基づいた恋愛エピソードを元に作り上げられるオムニバス劇です。
約100本以上もの作品を研究生が自ら作り上げ、その中から厳選に厳選を重ねた作品が、実際に舞台上で演じられます。さらにシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の印象的なシーンが組み込まれることで、現代を生きる若者の恋愛と、過去の究極の恋愛が対比される作品になります。
「Love Love Love」では、大道具から衣装、小道具、制作に至るまで、舞台作りは全て私たちの手で行い、それを扉座が全面的にバックアップします。
公演日程 2009年2月5日(木)~8日(日)
料金(全席指定)
前売り券 3200円 当日券 3500円
前売り開始日
2009年1月11日(日)
チケット取り扱い
劇団扉座 03-3221-0530
会場
六行会ホール 03-3471-3200
東京都品川区北品川2-32-3(財)六行会総合ビルB2
京浜急行 新馬場(新馬場)駅北口より徒歩5分
キャスト
小柳津佳浩 小嶋喜生 鈴木崇乃(以上サテライト2年)
上野真一 江花実里 小笠原結花 吉川沙緒梨 古賀信義 小森碧 齋藤沙由香
齋藤美那子 鷺坂芳幸 笹沼典子 宍戸ともこ 柴田陽平 勢古尚行 多田聡
谷直樹 飛塚ちとせ 艫居江梨 中村花織 野中絵理 林田梨那 平岩信子
深谷美悠紀 星野愛 益子友希 峯裕美子 村井彩子 森崎美弥子 吉田有希
スタッフ
構成・演出 横内謙介、田中信也
指導 有馬自由、犬飼淳治、春日井もも代、田井中智子、柳瀬亮輔、若井田久美子
製作 (有)扉座
公演は無事にすべて終了しました。ご覧頂いたみなさま、興味を盛って頂いたみなさま、どうもありがとうございました。
作/佐藤治彦
演出/横内謙介&有馬自由
横内謙介さんの公式ホームページから
2009年02月01日(日)
ラブ×3
ドリル魂 横浜現場 の進行と同時に、12回目の
ラブ×3を作っている。
今日も、その稽古に。
佐藤治彦さんから提供して貰った、短編を稽古した。
佐藤さんは、経済評論家である。時々、テレビなどにも出て、不況の問題など語っている。
知り合った、十数年前は、完全にその道の人だった。
でも知り合った頃から、猛然と演劇界に参入してこられ。
今では 経済とH という自らの作品を上演する劇団まで主宰し、
むしろ、お芝居の人 みたいなことになっている。
その過渡期の頃、ラブ×3 に、何回か参加して頂いた。
そして今回、久しぶりに また書き下ろしてくれた。
でも今回は、かなり、プロチックな立場である。
実際、書いてくれたのも
いろんなとらえ方の出来る、繊細な男女の青春心理劇、みたいな短編だ。
皆がエチュードで作る作品に混じり、
いかにも専門的な作家の言葉が、ここにある、みたいな雰囲気で、
今回の ラブ×3 の世界に深みを持たせてくれているのだけど、
ただ、
自分たちの世界である、エチュード作品と違って、
作家の言葉を、肉体化するというのは、駆け出しの俳優にとっては、大変な作業で。
実は、作家のセリフを言うことこそ、俳優の仕事なんだけど、
まあ、ラブ×3 はそこらへんで、あんまり苦労しないように処理されているわけで、
つまるところ、大変なのである。
せっかく、良い作品を書いてくれたのに、
申し訳ないので、
必死に修正を加えてきた次第。
にしても、
初期の頃の、佐藤作品には、仕上げまでに、いろいろ手を加えた私だったが、
今回は、一字も変えずに、そのまんま、挑ませて頂いている。
それぐらい、
緻密なホンになっている。
佐藤さん、本当に、
劇作家になったんだなあと、感慨深い。
あのころ、会うたびに、芝居がやりたい、と言っておられた。
勉強させて下さいなんて。
それがねえ。
たぶん、もう三十半ば超えてたはずだよ。
彼が、そう言い出した頃には。
遅すぎることなんか、ないんだね。
そんな、
佐藤さんも一本書いてくれた、ラブ×3 第12回
間もなく開演。
今も必死に、仕上げ中です。
http://www.tobiraza.co.jp/blog/
2月5日から8日までの短い間の上演ですが、よろしければごらん下さい。
この作品に出演している研修生は若いし、俳優としても人間としてもまだ成熟した人たちではありません。しかし、その中にほとばしるようなエネルギーを感じることがあると思います。素朴で演劇の根源的な感動の源泉があるように思えます。
扉座サテライト公演
「LOVE LOVE LOVE 12」(ラブラブラブトゥエルブ)
扉座研究生の実体験に基づいた恋愛エピソードを元に作り上げられるオムニバス劇です。
約100本以上もの作品を研究生が自ら作り上げ、その中から厳選に厳選を重ねた作品が、実際に舞台上で演じられます。さらにシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の印象的なシーンが組み込まれることで、現代を生きる若者の恋愛と、過去の究極の恋愛が対比される作品になります。
「Love Love Love」では、大道具から衣装、小道具、制作に至るまで、舞台作りは全て私たちの手で行い、それを扉座が全面的にバックアップします。
公演日程 2009年2月5日(木)~8日(日)
料金(全席指定)
前売り券 3200円 当日券 3500円
前売り開始日
2009年1月11日(日)
チケット取り扱い
劇団扉座 03-3221-0530
会場
六行会ホール 03-3471-3200
東京都品川区北品川2-32-3(財)六行会総合ビルB2
京浜急行 新馬場(新馬場)駅北口より徒歩5分
キャスト
小柳津佳浩 小嶋喜生 鈴木崇乃(以上サテライト2年)
上野真一 江花実里 小笠原結花 吉川沙緒梨 古賀信義 小森碧 齋藤沙由香
齋藤美那子 鷺坂芳幸 笹沼典子 宍戸ともこ 柴田陽平 勢古尚行 多田聡
谷直樹 飛塚ちとせ 艫居江梨 中村花織 野中絵理 林田梨那 平岩信子
深谷美悠紀 星野愛 益子友希 峯裕美子 村井彩子 森崎美弥子 吉田有希
スタッフ
構成・演出 横内謙介、田中信也
指導 有馬自由、犬飼淳治、春日井もも代、田井中智子、柳瀬亮輔、若井田久美子
製作 (有)扉座
公演は無事にすべて終了しました。ご覧頂いたみなさま、興味を盛って頂いたみなさま、どうもありがとうございました。
構成/演出 横内謙介 田中信也
こんなに緊張したことは久しぶりだった。何しろ僕の座席の横には近藤正臣さんが座っておられて、御芝居の話などもさせていただいて、業界関係者もいろいろときていて。ラブラブラブ12 開幕しました。 自分の作品が出てくるのに緊張していたのです。
有馬自由さん、そして、横内謙介さんが僕の小さな作品を演出してくれました。
10日くらい前までは本当にヤバいなあと思っていたのだけれど、本番でみて、すごく変わったなあと。ある研究生が終演後、僕のところにやってきて、日曜までこの役を大切に演じさせてもらいますと言ってくれた。もう大丈夫。本当にちやんと演じてくれていた。特に二人の女優のタマゴは、稽古場と芝居を大きく変えて来た。1週間で全部が変わると思えない。でも、表面上は本当に良く変えてくれた。きっと危ういのですが、本当に良くやってくれたんです。もう幕はあいたのだから、気を抜かずに、あとは楽しんで欲しい。
ダンス。ゴキブリ。サウナ。初めての彼女が家に来る。僕の好きな作品です。
公演のあとに、面白かったと何人にも言ってもらいました。あんなに心配だったけれど、終わると欲がでてくる。まあ。そんなものか。
演劇が好きな方こそ見て欲しい。いろんな演劇のことがあぶり出されている芝居でもあります。ラブラブラブ12 日曜マチネまでです。
2009年2月5日〜8日
六行会ホール
こんなに緊張したことは久しぶりだった。何しろ僕の座席の横には近藤正臣さんが座っておられて、御芝居の話などもさせていただいて、業界関係者もいろいろときていて。ラブラブラブ12 開幕しました。 自分の作品が出てくるのに緊張していたのです。
有馬自由さん、そして、横内謙介さんが僕の小さな作品を演出してくれました。
10日くらい前までは本当にヤバいなあと思っていたのだけれど、本番でみて、すごく変わったなあと。ある研究生が終演後、僕のところにやってきて、日曜までこの役を大切に演じさせてもらいますと言ってくれた。もう大丈夫。本当にちやんと演じてくれていた。特に二人の女優のタマゴは、稽古場と芝居を大きく変えて来た。1週間で全部が変わると思えない。でも、表面上は本当に良く変えてくれた。きっと危ういのですが、本当に良くやってくれたんです。もう幕はあいたのだから、気を抜かずに、あとは楽しんで欲しい。
ダンス。ゴキブリ。サウナ。初めての彼女が家に来る。僕の好きな作品です。
公演のあとに、面白かったと何人にも言ってもらいました。あんなに心配だったけれど、終わると欲がでてくる。まあ。そんなものか。
演劇が好きな方こそ見て欲しい。いろんな演劇のことがあぶり出されている芝居でもあります。ラブラブラブ12 日曜マチネまでです。
2009年2月5日〜8日
六行会ホール
指揮 グスターヴォドゥダメル
バイオリン ピンカスズッカーマン
曲目 Oliver Knussen作曲 バイオリン協奏曲
マーラー作曲 交響曲第5番
ズッカーマンの前半は滞りなく進んだ。後半のマーラー。第一音からオケに走る緊張感が違う。この指揮者はテキストを浮き上がらせ、美しいパッセージを強調してみせる。ラテンらしく音楽の音色とテンポに絶妙の濃淡をつける。おそろしく生命力に溢れたマーラーだった。最後の一音が消えたあとの聴衆の熱狂ぶりはすごかった。本当にすごいブラボーコールで、外人もここまで騒ぐんだといいたいくらいの凄さだった。人々はバーンスタインのマーラーとの比較をしていた。大成功の27歳の指揮者がロスに撮られたことも悔やんでいた。アランギルバートが2010年からシェフになるわけだが大変だなあと思った。
1981年べネスエラのバルキシメント生まれ、2004年の第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールに優勝し、世界の檜舞台に躍り出た25歳の俊英、グスターボ・ドゥダメル。以降、フィルハーモニア管、マーラー・チェンバー・オケ、イスラエル・フィル、エーテボリ響、ローマ聖チェチーリア管、ヴェルビエ・フェスティバル管、カメラータ・ザルツブルク、ロイヤル・ストックホルム・フィル、フランス放送管、ロサンゼルス・フィル、バーミンガム市響、ドレスデン国立管、ロイヤル・リヴァプール・フィル、フランクフルト放送響、スカラ・フィル、ケルン・ギュルツェニヒ管、ボストン響、ベルリン国立歌劇場、スカラ座を指揮。2007年の予定は、ロス・フィル、ナショナル・アーツ・センター管(カナダ)、バーミンガム市響、フィルハーモニア管、バンベルク響、チェコ・フィル、シカゴ響、イスラエル・フィル、エーテボリ響、ロッテルダム・フィル、ウィーン響、ウィーン・フィル、ベルリン国立歌劇場、フランス放送フィル、ゲヴァントハウス管、ニューヨーク・フィル、他。
2007/8年シーズンからエーテボリ交響楽団の首席指揮者に就任、また、2009/10年シーズンからサロネンの後任としてロサンゼルス・フィルの音楽監督就任も決定。
2009年1月16日
アビリーフィッシャーホール(ニューヨーク)
バイオリン ピンカスズッカーマン
曲目 Oliver Knussen作曲 バイオリン協奏曲
マーラー作曲 交響曲第5番
ズッカーマンの前半は滞りなく進んだ。後半のマーラー。第一音からオケに走る緊張感が違う。この指揮者はテキストを浮き上がらせ、美しいパッセージを強調してみせる。ラテンらしく音楽の音色とテンポに絶妙の濃淡をつける。おそろしく生命力に溢れたマーラーだった。最後の一音が消えたあとの聴衆の熱狂ぶりはすごかった。本当にすごいブラボーコールで、外人もここまで騒ぐんだといいたいくらいの凄さだった。人々はバーンスタインのマーラーとの比較をしていた。大成功の27歳の指揮者がロスに撮られたことも悔やんでいた。アランギルバートが2010年からシェフになるわけだが大変だなあと思った。
1981年べネスエラのバルキシメント生まれ、2004年の第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールに優勝し、世界の檜舞台に躍り出た25歳の俊英、グスターボ・ドゥダメル。以降、フィルハーモニア管、マーラー・チェンバー・オケ、イスラエル・フィル、エーテボリ響、ローマ聖チェチーリア管、ヴェルビエ・フェスティバル管、カメラータ・ザルツブルク、ロイヤル・ストックホルム・フィル、フランス放送管、ロサンゼルス・フィル、バーミンガム市響、ドレスデン国立管、ロイヤル・リヴァプール・フィル、フランクフルト放送響、スカラ・フィル、ケルン・ギュルツェニヒ管、ボストン響、ベルリン国立歌劇場、スカラ座を指揮。2007年の予定は、ロス・フィル、ナショナル・アーツ・センター管(カナダ)、バーミンガム市響、フィルハーモニア管、バンベルク響、チェコ・フィル、シカゴ響、イスラエル・フィル、エーテボリ響、ロッテルダム・フィル、ウィーン響、ウィーン・フィル、ベルリン国立歌劇場、フランス放送フィル、ゲヴァントハウス管、ニューヨーク・フィル、他。
2007/8年シーズンからエーテボリ交響楽団の首席指揮者に就任、また、2009/10年シーズンからサロネンの後任としてロサンゼルス・フィルの音楽監督就任も決定。
2009年1月16日
アビリーフィッシャーホール(ニューヨーク)
出演 中村勘三郎 坂東玉三郎 ほか
夜の部を鑑賞。「壽曽我対面(ことぶき そがのたいめん)」は吉右衛門、幸四郎、菊五郎だけでも豪華なのに、芝雀、梅玉、松緑、染五郎、菊之助、亀蔵と襲名披露なみの超豪華キャストで47分のモノローグ芝居にものすごい緊張感。いやあ、スゴい。「春興 鏡獅子(しゅんきょう かがみじし)」勘三郎がものすごい。前に見たのはいつかなあ?確か2回くらい見ている。あのときもスゴいと思ったのだけれど、太い勘三郎が物怪に心を奪われていく。獅子をいじっていると、獅子が勝手に動き出す。そこがね。前もスゴいと思ったけれど、今回はきっと手から先が別の生物になりきっているんです。スゴいです。最後の「鰯売戀曳網(いわしうり こいのひきあみ)」。こちらは可笑しくて楽しくて。勘三郎が今度はバカ殿みたいなキャラでやるわけですよ。これがまたいいんですね。嘘をついたり、恋の喜びに心をひかれたり。いやあいいですね。そして玉三郎の美しいこと。神々しいほどでした。こちらも豪華キャスト。勘三郎が信頼しているキャストがね。弥十郎さん、あの風体、声、笑顔が本当にいいですね。亀蔵はホントにいい。僕の一番のお気に入りです。東蔵さんも芝居上手いし。びっくりしたのは、染五郎。苦手だしむしろ嫌いな俳優で今までいいなあと思ったのは「女殺油地獄」くらいだったんですけれど、今日は二本とも素晴らしかった。全く違う配役にこれほど溶け込み、もう染五郎が見えて来ない。こんな謙虚な御芝居をされる方だったんですね。これからはじっくり見続けて行こうと思います。
やっぱり歌舞伎は面白いなあ。徹夜で行ったので途中で寝たらどうしようかと思いましたが、チケット代が高いからかな(笑)。幕があくと集中してみられました。この歌舞伎座がなくなってしまうのはやはり残念だなあ。閉まるまで何回か通おうと思いました。
2009年1月11日夜の部
歌舞伎座
夜の部を鑑賞。「壽曽我対面(ことぶき そがのたいめん)」は吉右衛門、幸四郎、菊五郎だけでも豪華なのに、芝雀、梅玉、松緑、染五郎、菊之助、亀蔵と襲名披露なみの超豪華キャストで47分のモノローグ芝居にものすごい緊張感。いやあ、スゴい。「春興 鏡獅子(しゅんきょう かがみじし)」勘三郎がものすごい。前に見たのはいつかなあ?確か2回くらい見ている。あのときもスゴいと思ったのだけれど、太い勘三郎が物怪に心を奪われていく。獅子をいじっていると、獅子が勝手に動き出す。そこがね。前もスゴいと思ったけれど、今回はきっと手から先が別の生物になりきっているんです。スゴいです。最後の「鰯売戀曳網(いわしうり こいのひきあみ)」。こちらは可笑しくて楽しくて。勘三郎が今度はバカ殿みたいなキャラでやるわけですよ。これがまたいいんですね。嘘をついたり、恋の喜びに心をひかれたり。いやあいいですね。そして玉三郎の美しいこと。神々しいほどでした。こちらも豪華キャスト。勘三郎が信頼しているキャストがね。弥十郎さん、あの風体、声、笑顔が本当にいいですね。亀蔵はホントにいい。僕の一番のお気に入りです。東蔵さんも芝居上手いし。びっくりしたのは、染五郎。苦手だしむしろ嫌いな俳優で今までいいなあと思ったのは「女殺油地獄」くらいだったんですけれど、今日は二本とも素晴らしかった。全く違う配役にこれほど溶け込み、もう染五郎が見えて来ない。こんな謙虚な御芝居をされる方だったんですね。これからはじっくり見続けて行こうと思います。
やっぱり歌舞伎は面白いなあ。徹夜で行ったので途中で寝たらどうしようかと思いましたが、チケット代が高いからかな(笑)。幕があくと集中してみられました。この歌舞伎座がなくなってしまうのはやはり残念だなあ。閉まるまで何回か通おうと思いました。
2009年1月11日夜の部
歌舞伎座
でかけて参りました。開口一番だったらく次さんも含めてあぶらが乗ってるってのはこういうことを言うんでしょうね。あぶらって脂なんでしょうか?油なんでしょうか?油がのるわけないでしょうから、脂なんですけど、そういう意味合いでは喬太郎師匠がいちばん脂がのっていましたね。志らく師匠には孤高の芸術家の匂いがしてしまいます。昇太師匠は、枕の話もアドリブでやっていそうで練りにねった作品でとても感心してしまいました。ユーチューブ検索で力士の春ってのでやってる枕の紅白歌合戦から、初詣までなどは、完全にそのままって感じでした。
会場の市民プラザの大ホールは1000人くらい入るのかなあ。ちょっと噺家さんたちが声をはってやってる感じがしてしまって。もうちょっと小さいところがいいなあと思いました。
今年は落語に行く回数が増えそうです。
2009年1月6日
大田区民プラザ
気になっていたのに 見られなかった公演
新派 女の一生@三越劇場 あの名作を波野久里子と風間杜夫!それも三越劇場! →無念
パラドックス定数 五人の執事@星のホール 話題の劇団で未見なので。→無念
ブルドッキングヘッドロック ケモノミチ@中野ザポケット ここスゴい劇団です。→無念
本能中枢劇団 シリタガールの旅@あごら劇場 久々の西島ワールド。→無念
拙者ムニエル リッチマン@吉祥寺シアター 15周年記念作品ということで。→チケ無駄に
メジャーリーグ ヘッダガブラー@AKASAKA RED THEATER 小沢真珠 小沢真珠 →無念
コクーン ユートピアの岸へ@シアターコクーン 欧米で話題。巨大な作品こそ蜷川演出!
ONEOR8 躾@吉祥寺シアター 向田邦子の後継者と言われる田村作品の →無念
NODAMAP ザ・ダイバー@東京芸術劇場小ホール 未見なので
フロスト/ニクソン@銀河劇場 字幕無しの映画版でも面白かった。
燐光群 現代能楽集 イプセン@芸劇小 →招待まで頂いたのに。急用
ウエストサイドストーリー 来日公演なのでぜひ!→ なぜかスケジュールが全く合わず。
四獣/花組芝居 ワンダーガーデン@シアター711 →予約漏れで入れず。超残念。
ネルケプランニング 304@あうるすぽっと 蓬莱竜太と茅野イサム タッグ2回目。→!
海外での舞台鑑賞などはここに含まれておりません。
これも見ておいた方がいいよ!という作品がありましたら教えて下さい。
新派 女の一生@三越劇場 あの名作を波野久里子と風間杜夫!それも三越劇場! →無念
パラドックス定数 五人の執事@星のホール 話題の劇団で未見なので。→無念
ブルドッキングヘッドロック ケモノミチ@中野ザポケット ここスゴい劇団です。→無念
本能中枢劇団 シリタガールの旅@あごら劇場 久々の西島ワールド。→無念
拙者ムニエル リッチマン@吉祥寺シアター 15周年記念作品ということで。→チケ無駄に
メジャーリーグ ヘッダガブラー@AKASAKA RED THEATER 小沢真珠 小沢真珠 →無念
コクーン ユートピアの岸へ@シアターコクーン 欧米で話題。巨大な作品こそ蜷川演出!
ONEOR8 躾@吉祥寺シアター 向田邦子の後継者と言われる田村作品の →無念
NODAMAP ザ・ダイバー@東京芸術劇場小ホール 未見なので
フロスト/ニクソン@銀河劇場 字幕無しの映画版でも面白かった。
燐光群 現代能楽集 イプセン@芸劇小 →招待まで頂いたのに。急用
ウエストサイドストーリー 来日公演なのでぜひ!→ なぜかスケジュールが全く合わず。
四獣/花組芝居 ワンダーガーデン@シアター711 →予約漏れで入れず。超残念。
ネルケプランニング 304@あうるすぽっと 蓬莱竜太と茅野イサム タッグ2回目。→!
海外での舞台鑑賞などはここに含まれておりません。
これも見ておいた方がいいよ!という作品がありましたら教えて下さい。
2009年劇場短信観劇したお芝居のひと言コメント
a day 劇団チョコレートケーキ@中野ザポケット
やっぱり岡本篤さんは面白い俳優だと認識。適切なスピード感がないとと痛切。2月5日
静かな爆 東京タンバリン@駅前劇場
タンバリンの俳優力はスゴい。若手が面白い。高井さんのお芝居はブロガーにとって感想を書きやすいとても親切な仕掛けが山ほどあった。2月6日
ブループロパガンダ 熱帯@駅前劇場
舞台美術で、青い部屋の壁が油絵のような質感があって美しかった。中心のハーゲンクロイツもウォーホールのモダンアートのような感じ。星条旗のやつ。2月20日
NHK交響楽団/エドデワールド @サントリーホール
非常に手堅い演奏でとても良かった。アンサンブルはしっかりし微動だにしない。さすがである。 4月16日
幸福の難民 elevation トラッシュマスターズ@駅前劇場
美術の舞台転換がスゴい。役者の魅力と変身ぶりもスゴい。物語も非常にスケール感があっていいと思う。これからどんどん良くなる可能性を秘めた劇団だ。3月27日
電動夏子安置システム PerformenⅣ 〜inferno〜@シアターグリーンBOX in BOX THEATER
話題にきいていたので期待はしていた。客席からは笑いも出ていたのだが、個人的には個々の役者さんにはきっと上手い人もいるんだろうなと思いつつも、台本にも演出にもいや作品として…。これ以上は。5月9日
双数姉妹 ユニゾニア〜鏡の国のコロス〜@笹塚ファクトリー
ホントにユニゾンでやる芝居でした。スゴく大変だと思います。話の中身が面白いのですが、ユニゾン芝居がスゴく長いので集中しづらかったなあ。このユニゾン方法の芝居は和田憲命さんが数年前にやられて大成功をしたよなあ。各務さんら客演が豪華。6月11日
宇宙レコード 鉄棒ファン @笹塚ファクトリー 2年ぶりの宇宙レコード公演に何とブルースカイが出演。ヤリきっていた。いつものように楽しくいつものように脱力系の王道だった。小林顕作は舞台と普通が別人なのが面白い。7月4日昼
おおのの2 オンナの小説@コレドシアター 太宰治の女性の独白調で書かれた短編を3つ集めて来た。俳優の力量の差がちょっとあるなあと思ってしまった。俳優座の岩崎加根子が圧倒的なのだ。あの小林美江はその岩崎と共演した「葉桜と魔笛」の方が良かったように思える。スゴい女優のバトルだった。構成的にはエピローグが長過ぎるのが残念。作品と同時に終わって全く良かった。後半の歌は藤崎卓也が良かった。7月4日夜
デキシK ホモフォビック @ スタジオ・タカタカブーン(駒込)小柳津が出ていたので観に行った。正直、相当の覚悟をして行った。千秋楽に客は20人もいないし。この作品についての欠点をあげるのは簡単だ。いろんな噂もきいていたので、上演中は苦痛の連続だと思っていたら違った。面白い部分があった。演劇ってスゴいなと思った。7月5日
JACROW 明けない夜 @サンモールスタジオ 立浪伸一、今里真に始まってすべての出演者がものすごい集中力で役を演じきっていた。劇団力を感じる公演。美術にお金もかけている。力の入った公演で劇団力を感じる。疑問に思うところも少なくないが好感。詳細はミクシイで。7月18日
THE殺陣クラブ 決闘、阿弥陀ヶ原 @ 日本橋劇場 劇団樹座の宮辺さんが楽しみながらやってる大人の遊び。素人芝居ながら工夫もされている1時間40分。中にはちょい上手い人もいたりして。いろんなこと勉強になります。 7月26日
喜劇工房 あちらのお客様から@駅前劇場 俳優の力をまざまざと感じさせられた公演だった。大森さんの八面六臂の活躍。いつもながらスゴいなあ。7月30日
バナナ学園純情乙女組「アタシだけ超怒られた」@王子小劇場 劇団名もタイトルも惹かれるものがある上に招待までもらえたのででかけてみた。面白い俳優探しが大きな目的で少し見つかったので嬉しい。滑舌がほとんど全員悪すぎて何を言っているのか分からない90分。見ていて思ったのは今の時代のアングラって印象。違うかな? 8月1日マチネ
オルガン演奏会@聖ヤコブ大聖堂 (ローテンブルグ/ドイツ)演奏者も曲もほとんど知らない曲ばかりだが、1000円くらいで1時間たっぷりオルガンの音色を楽しんだ。世界遺産の教会のオルガンで。それはそれで良かったのだ。8月8日
カールツエラー作曲「小鳥売り」@シェーンブルグ宮殿内宮殿歌劇場(ウィーン/オーストリア) 夏のお楽しみでやってるオペレッタで、学生のようなオケと合唱団であるが、マリアテレジアの作った小さな劇場でオペレッタの楽しみを味あわせてくれた。劇場と音の轟だけ聴けばいいやと思って10ユーロの立見席で入場したのだがガラガラであったことと、皆さん座るので、客席に座って聴いたら結構良くて、2時間30分聴いてしまった。8月13日
モーツアルト作曲「レクイエム」@エステート劇場(プラハ/チェコ) プラハコレギウム管弦楽団。夏なのでなにもやっていない欧州の通常都市。観光客向けにやっていた演奏会。アマデウスのオペラシーンの撮影に使われた劇場ということもあって590コロナという席で聴いてみた。45人の演奏者で、第一バイオリンは3人という編成ではいささかサウンドに無理はあるのだが、それでも聴いていくうちにモーツアルトの音楽の良さは心の中に響いてきいてしまった。8月17日
劇団 STEPLESS SPEED 143年目のクリスマス @萬劇場 芝居を始めるに当たって先ずは読みの稽古を十分にしなくてはいけないことを改めて痛感。作品作りに弛みがでると大変なことになるものだと思いながら観劇。8月21日
劇団金子 漣を抱くセシル@ アートボックスホール(高田馬場)多摩美大学生劇団の第2回公演。アイデアもスタイルも面白いのだが、残念ながら未完成交響曲。思うにもっとクラシックな作品を見た方がいいと思うのです。例えばこの作品を作るのならヒッチコック「めまい」の薫りが欲しいとつくづく思ってしまう。見たのかなあ。何回も何回も。あと演技の技術が熟練していないのであれば本当にやった方がいいと思った。キスする.抱きつく。殴る。蹴る。火薬を使うシーンが2カ所あるのだが、その迫力にどれもが叶わない。8月23日
花組芝居「ナイルの死神」@俳優座劇場 久々の花組らしいサイケで華やかな衣装と舞台に心躍る。疑問点も多々あるものの貫徹された美意識が気持ちいい。八代進一が絶品。 10月26日
NHK交響楽団定期演奏会/アンドレプレヴィン@サントリーホール 珠玉の名演。余計なものがすべて削ぎ落とされ、ハーモニーやフレージングといった基本に徹底的に忠実に追いつめて到達した名演。何しろ曲目はモーツアルトの38番「プラハ」39番、40番なのだ。40番などは鬼気迫る名演。プレヴィン、足に来ているようで80歳。どうか健康に留意してまた来て欲しい。これに匹敵するような演奏ができるのはウィーンフィルだけだろう。10月29日
劇団チャリT企画 第20回公演 プレイバックpart3@王子小劇場 美術がよく、オリジナルのピアノ曲が素晴らしかった。客を楽しませることにこだわる役者陣。内山、高見ほか劇団員。そして、役者陣が素晴らしい。客演のコーヒー牛乳の石黒、岩崎純子、カムカムの米田も特筆すべき活躍。10月31日
studiolife 音楽劇 十二夜@シアターサンモール スタジオライフのファンをとことん大切にする作品だった。僕はそうでないので、ちょいとおいてきぼり。演技者の中で坂本岳大の演技にとても律したものを感じて好感。品格のようなものを感じる。今回は音楽劇で10曲くらい入るのだけど、音楽の入れ方って難しいよなあと思うことあり、大変勉強になりました。11月1日夜
プリエールプロデュース 七本の色鉛筆 @赤坂RED/THEATER 演出の西沢さんは売り出し中の演出家です。前に「夏の夜の夢」を見たので二本目。俳優たちがこの若い演出家に信頼をおいて演じているのが分かる。安心して身を任せているのだ。僕は今回の演出がいいのかどうかは分からないが、演出家の仕事のひとつは、役者が全幅の信頼をおける存在であること。それがとても重要なひとつであることは間違いない。11月10日夜
Ort-dd 『A・R−芥川龍之介素描−』@西巣鴨創造舍 原作:如月小春 構成・演出:倉迫康史 出演:村上哲也 三橋麻子 小田さやか 平佐喜子 三村聡(山の手事情社) 加藤幸夫 佐藤円 ほか 本番はとても観られそうにないので稽古場見学。倉迫の演出は見る側を忘れていないのに感心した。役者もすごく応えていて見応えのある作品になること間違いない。11月某日
東京ミルクホール 水晶の夜「グーテンターク!私たち、日本のとある元祖有名少女歌劇団です。」@東京芸術劇場小ホール2 小ホールといいながら300名収容スゴいな。そんなに金をかけても大丈夫なのかというくらい湯水のように金をかけているのが分かる。ホントに演劇をプロデュースする側からしたら背筋が寒くなるような水晶の夜でした。役者で何人かいい人発見。11月14日
マグズサムズのジャングル・ブギー@BOX in BOX theatre 招待して頂いてみてきました。客席は沸いていますし台本も考えられています。実はこの手の演技は、役者にとても難しい演技が要求されるのですが、そこを演出と台本のアイデアでウマく切り抜けているなあと思います。なるほどなあと思いつつスゴく冷静に見て来たのでありました。11月22日
バッチギ@新国立劇場中ホール 「パッチギ!」。初日。感想は…チケット高い!S席8000円は高い!と。驚いたのは最上席は9500円。避けました。渡辺哲さん、峯村リエさん、小市慢太郎さん、小林美江さんとあんな素敵な俳優が出て来て、渡辺哲さんはまだしも他の役者さんは活かされていない。贅沢な起用がね。キャストの中で一番歌が上手い山崎育三郎が唄わない。
公演は有り体のもので、実は、台本があまり良くない。いつも羽原氏の台本の評判は良い。しかし、今回は前半は説明台詞のオンパレード。会話が少ない。臭い台詞が幾度となく出て来て…。
映画と舞台は違うもの。ブロードウェイでも、ハリウッドでも、原則として、舞台を映画にするときには、舞台を捨てて、映画を舞台にする時にも映画を捨てて舞台化する。舞台に忠実と言われる「フロスト/ニクソン」も「笑いの学校」も全然違う「12人の怒れる男」でさえ映画的になっている。小説は小説、映画は映画、舞台は舞台の良さがあって、手法がある。もちろんウマく影響し合うのはいいですが。それが、この「パッチギ!」は映画にこだわりすぎて、演劇的な集約がされていかない。特に、肝心のドラマにならなくちゃ行けないところが。しかし、そうした構造的な欠落を役者が、小林美江が、渡辺哲が、小市さんが、………。いや、メインの若手達の熱い演技が、そうしたことを感じさせないくらいに見事に埋めて行く。ここに茅野演出のエッセンスを感じた。
しかし、クライマックスの処理の仕方は拡散するだけで芝居が結実していかない。また、稽古不足で転換酷過ぎ。稽古なら、必ず止めるような事態が何回も何回もおきまして、見ている客の集中力が途切れてしまいました。8000円頂いて、通し稽古してんじゃないぞ〜と思わざるをえません。
金の話ばかりで申し訳ないのですが、8000円は正直高いなあと思いました。6500円の席もあるのですが、正直遠すぎて見えない感じの席です。2009年12月4日
流山児☆事務所 田園に死す@ザスズナリ 寺山の映画から舞台版へ。脚色も演出も天野天街です。寺山的な匂いは残っているのですが、天野ワールドな作品でした。流山児さんは、60才を過ぎて面白いことをしてすごいなあと思いました。
かつて、この劇団をにいた看板俳優はほとんど辞めてしまいましたが、びくともしていません。やることが面白ければいいんですね。ものすごくお金をかけているので羨ましい限りです。若手はホントにいい意味で狂っていて面白かった。個人的には平野直美が味があり小暮拓矢が危うさも残っていてとても良かった。もちろん、伊東弘子、木内尚、栗原茂、中田春介のベテランは安心感。藤村、竹田、山下の若手は火がつくような尖り感があった。客入れの時には非常に感じがいいのにね。ホントに演劇が好きなんだなあ。こういう若者が演劇して、頑張って何年も演劇して、その結果、演劇に絶望するようなことがあってはいやだなあ。中途半端な奴らは野たれ死んでも仕方ないとして、こう懸命にやってる人間が野垂れ死にするのを黙ってみていられないです。
流山児さんは、シニア劇団・楽塾も作ったけれど、多くの演劇人が自分が食う為のカルチャーセンターみたいなことをやってるのに、今回はこの勝負作、本公演に2人出演していて遜色なかった。というか、出演しているからこそ面白さがあった。スゴいです。 2009年12月14日
NHK交響楽団定期演奏会 指揮シャルルデュトワ@サントリーホール デュトワが常任指揮者を降りてからもう何年経つのだろう。しかし、N響とデュトワの関係はますますいい感じがする。ラベルの音の繊細さは何だろう。弦は絹のような音を出すし、光を受けて光る美しさがある。珍しいショスターコーヴィッチ11番の交響曲も、変にがなり立てること無く、語っていく音楽はものすごく説得力があった。2009年12月17日
スマッシュルームズ 発狂チェリー@シアター711
役者の力量に差があったものの観やすい作品に仕上がっていた。2009年12月20日
カムカムミニキーナ 浜燃ゆ@明石スタジオ
カムカムミニキーナの明石スタジオの作品はシンプルで分かりやすいものが多いのだが、今回も本公演に比べるとストレートなメッセージが伝わってきて面白かった。松村武の演技者としての力量も高く感心した。2009年12月24日
a day 劇団チョコレートケーキ@中野ザポケット
やっぱり岡本篤さんは面白い俳優だと認識。適切なスピード感がないとと痛切。2月5日
静かな爆 東京タンバリン@駅前劇場
タンバリンの俳優力はスゴい。若手が面白い。高井さんのお芝居はブロガーにとって感想を書きやすいとても親切な仕掛けが山ほどあった。2月6日
ブループロパガンダ 熱帯@駅前劇場
舞台美術で、青い部屋の壁が油絵のような質感があって美しかった。中心のハーゲンクロイツもウォーホールのモダンアートのような感じ。星条旗のやつ。2月20日
NHK交響楽団/エドデワールド @サントリーホール
非常に手堅い演奏でとても良かった。アンサンブルはしっかりし微動だにしない。さすがである。 4月16日
幸福の難民 elevation トラッシュマスターズ@駅前劇場
美術の舞台転換がスゴい。役者の魅力と変身ぶりもスゴい。物語も非常にスケール感があっていいと思う。これからどんどん良くなる可能性を秘めた劇団だ。3月27日
電動夏子安置システム PerformenⅣ 〜inferno〜@シアターグリーンBOX in BOX THEATER
話題にきいていたので期待はしていた。客席からは笑いも出ていたのだが、個人的には個々の役者さんにはきっと上手い人もいるんだろうなと思いつつも、台本にも演出にもいや作品として…。これ以上は。5月9日
双数姉妹 ユニゾニア〜鏡の国のコロス〜@笹塚ファクトリー
ホントにユニゾンでやる芝居でした。スゴく大変だと思います。話の中身が面白いのですが、ユニゾン芝居がスゴく長いので集中しづらかったなあ。このユニゾン方法の芝居は和田憲命さんが数年前にやられて大成功をしたよなあ。各務さんら客演が豪華。6月11日
宇宙レコード 鉄棒ファン @笹塚ファクトリー 2年ぶりの宇宙レコード公演に何とブルースカイが出演。ヤリきっていた。いつものように楽しくいつものように脱力系の王道だった。小林顕作は舞台と普通が別人なのが面白い。7月4日昼
おおのの2 オンナの小説@コレドシアター 太宰治の女性の独白調で書かれた短編を3つ集めて来た。俳優の力量の差がちょっとあるなあと思ってしまった。俳優座の岩崎加根子が圧倒的なのだ。あの小林美江はその岩崎と共演した「葉桜と魔笛」の方が良かったように思える。スゴい女優のバトルだった。構成的にはエピローグが長過ぎるのが残念。作品と同時に終わって全く良かった。後半の歌は藤崎卓也が良かった。7月4日夜
デキシK ホモフォビック @ スタジオ・タカタカブーン(駒込)小柳津が出ていたので観に行った。正直、相当の覚悟をして行った。千秋楽に客は20人もいないし。この作品についての欠点をあげるのは簡単だ。いろんな噂もきいていたので、上演中は苦痛の連続だと思っていたら違った。面白い部分があった。演劇ってスゴいなと思った。7月5日
JACROW 明けない夜 @サンモールスタジオ 立浪伸一、今里真に始まってすべての出演者がものすごい集中力で役を演じきっていた。劇団力を感じる公演。美術にお金もかけている。力の入った公演で劇団力を感じる。疑問に思うところも少なくないが好感。詳細はミクシイで。7月18日
THE殺陣クラブ 決闘、阿弥陀ヶ原 @ 日本橋劇場 劇団樹座の宮辺さんが楽しみながらやってる大人の遊び。素人芝居ながら工夫もされている1時間40分。中にはちょい上手い人もいたりして。いろんなこと勉強になります。 7月26日
喜劇工房 あちらのお客様から@駅前劇場 俳優の力をまざまざと感じさせられた公演だった。大森さんの八面六臂の活躍。いつもながらスゴいなあ。7月30日
バナナ学園純情乙女組「アタシだけ超怒られた」@王子小劇場 劇団名もタイトルも惹かれるものがある上に招待までもらえたのででかけてみた。面白い俳優探しが大きな目的で少し見つかったので嬉しい。滑舌がほとんど全員悪すぎて何を言っているのか分からない90分。見ていて思ったのは今の時代のアングラって印象。違うかな? 8月1日マチネ
オルガン演奏会@聖ヤコブ大聖堂 (ローテンブルグ/ドイツ)演奏者も曲もほとんど知らない曲ばかりだが、1000円くらいで1時間たっぷりオルガンの音色を楽しんだ。世界遺産の教会のオルガンで。それはそれで良かったのだ。8月8日
カールツエラー作曲「小鳥売り」@シェーンブルグ宮殿内宮殿歌劇場(ウィーン/オーストリア) 夏のお楽しみでやってるオペレッタで、学生のようなオケと合唱団であるが、マリアテレジアの作った小さな劇場でオペレッタの楽しみを味あわせてくれた。劇場と音の轟だけ聴けばいいやと思って10ユーロの立見席で入場したのだがガラガラであったことと、皆さん座るので、客席に座って聴いたら結構良くて、2時間30分聴いてしまった。8月13日
モーツアルト作曲「レクイエム」@エステート劇場(プラハ/チェコ) プラハコレギウム管弦楽団。夏なのでなにもやっていない欧州の通常都市。観光客向けにやっていた演奏会。アマデウスのオペラシーンの撮影に使われた劇場ということもあって590コロナという席で聴いてみた。45人の演奏者で、第一バイオリンは3人という編成ではいささかサウンドに無理はあるのだが、それでも聴いていくうちにモーツアルトの音楽の良さは心の中に響いてきいてしまった。8月17日
劇団 STEPLESS SPEED 143年目のクリスマス @萬劇場 芝居を始めるに当たって先ずは読みの稽古を十分にしなくてはいけないことを改めて痛感。作品作りに弛みがでると大変なことになるものだと思いながら観劇。8月21日
劇団金子 漣を抱くセシル@ アートボックスホール(高田馬場)多摩美大学生劇団の第2回公演。アイデアもスタイルも面白いのだが、残念ながら未完成交響曲。思うにもっとクラシックな作品を見た方がいいと思うのです。例えばこの作品を作るのならヒッチコック「めまい」の薫りが欲しいとつくづく思ってしまう。見たのかなあ。何回も何回も。あと演技の技術が熟練していないのであれば本当にやった方がいいと思った。キスする.抱きつく。殴る。蹴る。火薬を使うシーンが2カ所あるのだが、その迫力にどれもが叶わない。8月23日
花組芝居「ナイルの死神」@俳優座劇場 久々の花組らしいサイケで華やかな衣装と舞台に心躍る。疑問点も多々あるものの貫徹された美意識が気持ちいい。八代進一が絶品。 10月26日
NHK交響楽団定期演奏会/アンドレプレヴィン@サントリーホール 珠玉の名演。余計なものがすべて削ぎ落とされ、ハーモニーやフレージングといった基本に徹底的に忠実に追いつめて到達した名演。何しろ曲目はモーツアルトの38番「プラハ」39番、40番なのだ。40番などは鬼気迫る名演。プレヴィン、足に来ているようで80歳。どうか健康に留意してまた来て欲しい。これに匹敵するような演奏ができるのはウィーンフィルだけだろう。10月29日
劇団チャリT企画 第20回公演 プレイバックpart3@王子小劇場 美術がよく、オリジナルのピアノ曲が素晴らしかった。客を楽しませることにこだわる役者陣。内山、高見ほか劇団員。そして、役者陣が素晴らしい。客演のコーヒー牛乳の石黒、岩崎純子、カムカムの米田も特筆すべき活躍。10月31日
studiolife 音楽劇 十二夜@シアターサンモール スタジオライフのファンをとことん大切にする作品だった。僕はそうでないので、ちょいとおいてきぼり。演技者の中で坂本岳大の演技にとても律したものを感じて好感。品格のようなものを感じる。今回は音楽劇で10曲くらい入るのだけど、音楽の入れ方って難しいよなあと思うことあり、大変勉強になりました。11月1日夜
プリエールプロデュース 七本の色鉛筆 @赤坂RED/THEATER 演出の西沢さんは売り出し中の演出家です。前に「夏の夜の夢」を見たので二本目。俳優たちがこの若い演出家に信頼をおいて演じているのが分かる。安心して身を任せているのだ。僕は今回の演出がいいのかどうかは分からないが、演出家の仕事のひとつは、役者が全幅の信頼をおける存在であること。それがとても重要なひとつであることは間違いない。11月10日夜
Ort-dd 『A・R−芥川龍之介素描−』@西巣鴨創造舍 原作:如月小春 構成・演出:倉迫康史 出演:村上哲也 三橋麻子 小田さやか 平佐喜子 三村聡(山の手事情社) 加藤幸夫 佐藤円 ほか 本番はとても観られそうにないので稽古場見学。倉迫の演出は見る側を忘れていないのに感心した。役者もすごく応えていて見応えのある作品になること間違いない。11月某日
東京ミルクホール 水晶の夜「グーテンターク!私たち、日本のとある元祖有名少女歌劇団です。」@東京芸術劇場小ホール2 小ホールといいながら300名収容スゴいな。そんなに金をかけても大丈夫なのかというくらい湯水のように金をかけているのが分かる。ホントに演劇をプロデュースする側からしたら背筋が寒くなるような水晶の夜でした。役者で何人かいい人発見。11月14日
マグズサムズのジャングル・ブギー@BOX in BOX theatre 招待して頂いてみてきました。客席は沸いていますし台本も考えられています。実はこの手の演技は、役者にとても難しい演技が要求されるのですが、そこを演出と台本のアイデアでウマく切り抜けているなあと思います。なるほどなあと思いつつスゴく冷静に見て来たのでありました。11月22日
バッチギ@新国立劇場中ホール 「パッチギ!」。初日。感想は…チケット高い!S席8000円は高い!と。驚いたのは最上席は9500円。避けました。渡辺哲さん、峯村リエさん、小市慢太郎さん、小林美江さんとあんな素敵な俳優が出て来て、渡辺哲さんはまだしも他の役者さんは活かされていない。贅沢な起用がね。キャストの中で一番歌が上手い山崎育三郎が唄わない。
公演は有り体のもので、実は、台本があまり良くない。いつも羽原氏の台本の評判は良い。しかし、今回は前半は説明台詞のオンパレード。会話が少ない。臭い台詞が幾度となく出て来て…。
映画と舞台は違うもの。ブロードウェイでも、ハリウッドでも、原則として、舞台を映画にするときには、舞台を捨てて、映画を舞台にする時にも映画を捨てて舞台化する。舞台に忠実と言われる「フロスト/ニクソン」も「笑いの学校」も全然違う「12人の怒れる男」でさえ映画的になっている。小説は小説、映画は映画、舞台は舞台の良さがあって、手法がある。もちろんウマく影響し合うのはいいですが。それが、この「パッチギ!」は映画にこだわりすぎて、演劇的な集約がされていかない。特に、肝心のドラマにならなくちゃ行けないところが。しかし、そうした構造的な欠落を役者が、小林美江が、渡辺哲が、小市さんが、………。いや、メインの若手達の熱い演技が、そうしたことを感じさせないくらいに見事に埋めて行く。ここに茅野演出のエッセンスを感じた。
しかし、クライマックスの処理の仕方は拡散するだけで芝居が結実していかない。また、稽古不足で転換酷過ぎ。稽古なら、必ず止めるような事態が何回も何回もおきまして、見ている客の集中力が途切れてしまいました。8000円頂いて、通し稽古してんじゃないぞ〜と思わざるをえません。
金の話ばかりで申し訳ないのですが、8000円は正直高いなあと思いました。6500円の席もあるのですが、正直遠すぎて見えない感じの席です。2009年12月4日
流山児☆事務所 田園に死す@ザスズナリ 寺山の映画から舞台版へ。脚色も演出も天野天街です。寺山的な匂いは残っているのですが、天野ワールドな作品でした。流山児さんは、60才を過ぎて面白いことをしてすごいなあと思いました。
かつて、この劇団をにいた看板俳優はほとんど辞めてしまいましたが、びくともしていません。やることが面白ければいいんですね。ものすごくお金をかけているので羨ましい限りです。若手はホントにいい意味で狂っていて面白かった。個人的には平野直美が味があり小暮拓矢が危うさも残っていてとても良かった。もちろん、伊東弘子、木内尚、栗原茂、中田春介のベテランは安心感。藤村、竹田、山下の若手は火がつくような尖り感があった。客入れの時には非常に感じがいいのにね。ホントに演劇が好きなんだなあ。こういう若者が演劇して、頑張って何年も演劇して、その結果、演劇に絶望するようなことがあってはいやだなあ。中途半端な奴らは野たれ死んでも仕方ないとして、こう懸命にやってる人間が野垂れ死にするのを黙ってみていられないです。
流山児さんは、シニア劇団・楽塾も作ったけれど、多くの演劇人が自分が食う為のカルチャーセンターみたいなことをやってるのに、今回はこの勝負作、本公演に2人出演していて遜色なかった。というか、出演しているからこそ面白さがあった。スゴいです。 2009年12月14日
NHK交響楽団定期演奏会 指揮シャルルデュトワ@サントリーホール デュトワが常任指揮者を降りてからもう何年経つのだろう。しかし、N響とデュトワの関係はますますいい感じがする。ラベルの音の繊細さは何だろう。弦は絹のような音を出すし、光を受けて光る美しさがある。珍しいショスターコーヴィッチ11番の交響曲も、変にがなり立てること無く、語っていく音楽はものすごく説得力があった。2009年12月17日
スマッシュルームズ 発狂チェリー@シアター711
役者の力量に差があったものの観やすい作品に仕上がっていた。2009年12月20日
カムカムミニキーナ 浜燃ゆ@明石スタジオ
カムカムミニキーナの明石スタジオの作品はシンプルで分かりやすいものが多いのだが、今回も本公演に比べるとストレートなメッセージが伝わってきて面白かった。松村武の演技者としての力量も高く感心した。2009年12月24日
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