佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 チャリーウィルソンズ ウォー 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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監督 マイク・ニコルズ
出演 トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダム



 1979年。日本が高度経済成長の恩恵を預かっている頃、世界を震かんさせる事件がおきた。ソビエト連邦のアフガニスタン侵攻だ。世界がテロの恐怖におびえる今日の現況を作った事件だ。そこに果敢に挑んだひとりの政治家。ひとりの人間が世界を動かし得る可能性があることをこの映画ユーモラスたっぷりに描いている。トムハンクスの脂ぎった政治家ぶりはリアリティがありすぎるし、ジュリアロバーツも久々に当たり役をもらってとにかく笑わせてくれる。この映画は史実を土台に描かれているらしいが、そんなことはどうでもいい。ただ傍観しているだけでなく、行動することでいろんなことを変えることができる。そういう希望に満ちた映画なのだ。
 80年代のオバカな時代背景を忠実に再現した美術や衣装にも注目してもらいたい。



予告編などホームページ

アメリカ映画
2008年5月15日
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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