佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 RON CATER /ブルーノート東京公演 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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 4ヶ月ぶりにジャズのライブ。20年以上前にマンハッタンのビレッジにあるブルーノートで聞いたなあ。


「ベースはベース」
 ロンカーターと言う名前は不思議だ。カーターとロン(ロナルドレーガン)と70年代から80年代の2人の大統領の名前である。ロンカーターはまさしくその時期に頂点を極めたミュージシャンとひとりだろう。僕も80年代の終わりにニューヨークできいている。しかし、その印象は強くない。ベースだからだろう。ピアノやギターやペットとも違って、ベースなのだ。今宵もギターとベースで、それもベースがメロディを担って、「踊り明かそう」をボサノバでやってりするのだが、心が引かれると言った具合にはならない。むしろベースが一歩引いてピアノとギターにスポットライトを譲った演奏でのベースの方が魅力的に聞こえた。ベースはベースなのだ。

2011年6月19日 ブルーノート東京
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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