佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 メサイヤ 金子修介監督作品 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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監督: 金子修介/脚本:黒田洋介/原案:高殿円/出演:荒井敦史、井上正大、木ノ本嶺浩、 陳内将


 最近お話をさせてもらうようになった金子修介監督の新作の特別上映会に監督自ら誘って頂いたので出かけた。池袋シネマサンシャイン。正直いうと、何かイケメンだけ出てくるヘンテコな映画かなあと思っていたのだ。有料上映会の会場も女子ばかり、一部腐女子。さて、上映が始まるとこれが意外と面白い。学園ドラマかなと思いきや、話がどんどん膨らんで。決して特撮がドカドカ入ってくる作品ではないが、スケールが大きい作品だった。でも青春映画の王道はきちんと抑えていた。さすが、金子修介監督である。きっと今年のキネマ旬報ベスト10とかに入る映画ではないが、この映画を見た人の心には残る作品ではないか。
 
 この映画、最近親子の会話が少なくなった高校生くらいのお子さんをお持ちのご家族で、ちょっと倦怠期の若いカップルのデート映画にぴったりである。



 2011年8月29日 池袋シネマサンシャイン
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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