自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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「ナンタって、何だ こんなかあ〜」
バンコク旅行しているときに、ナンタのカンパニーがバンコクに来ていて公演をしている。それもHISでクーポンを買えば1500円弱で見られるというので、見る事にした。東京に来ているときに何回も見ようと思ったのだが、なかなか見られなかったからだ。演劇をやってる日本人がタイ旅行中に韓国からやって来ている芝居をみるというのはなかなかヘンテコな組み合わせだ。この公演のためにバンコク中心のBIC Cという大型スーパーに1000人くらい入れる立派な劇場ができていて、ロングランを見込んで始めたのだろうが、僕の行ったときには客100人はいなかった。
そんな空気の中でみた90分のパフォーマンスは王道でベタ。もちろん誰が見ても良く出来ている。感心したのは韓国の伝統的な踊りなども見事に取り込んでいたこと。5人の出演者が次々と繰り広げる技の数々も見事。でも、こちらのハードルはそれ以上に高い。ああ、東京で7500円出さなくてよかった。これなら、日本の小劇場、もちろん歌舞伎、バレエや能狂言、落語の方がよっぽど高度なパフォーミングアーツだと思ってしまう。ソウルで先年見た作品がどれも良かったので特にそう思ったのだろう。2012年も来日するらしいけれど、そんな何回も来日するほどの価値はありません。
2012年2月12日@NANTAシアター バンコク
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
HP:
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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