佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 2006年一行レビュー 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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11/ 4-12/ 3「チェックポイント黒点島」(燐光群)@ザ・スズナリ
−感想− 11/29 こういうのが見たかった。竹下景子のキレイなこと、渡辺美佐子の魅力的なこと。あまりにも現実社会に沿っているのにテキストは詩的で、演出でさまざまにコラージュされ… (佐藤治彦)
11/10-11/29「エキストラ」(東京ヴォードヴィルショー)@サザンシアター
−感想− 11/29 本当に面白かった。B作さんや伊東四朗さんという名うての役者さんもいいけれど、玉垣、市瀬、山本といった人たちの腕のあるところをどかんと見せる。本当にトレーニングして、ツボも外さないあのスゴさは感涙ものだ。スゲー! (佐藤治彦)
10/19-10/22「砂の王国」(明日図鑑)@三鷹市芸術文化センタ
−感想− 10/28 暗い、重い、辛い。それなのに引き込まれるのはなぜ?ちょい遠い三鷹でも厭わず行き見られて幸せでした。 (佐藤治彦)
10/25-10/29「スカタン、或いは」(はえぎわ)@ザ・スズナリ
−感想− 10/28 エロスとファンタジー。摩訶不思議な空気も流れ、何か面白かったです。ぼくもと、つるさん、鈴さん。最高の女優陣を見よ! (佐藤治彦)
10/13-10/17「アベベのベ」(チャリT企画 )@王子小劇場
−感想− 10/13 80分の直球勝負はヤバいくらいに笑わせ、社会の流れを捉えている。内山、松本など役者の力もあって、朝日新聞よりも安倍政権にとってはヤバい存在かも。 (佐藤治彦)
10/7-10/15 流山児★事務所『狂人教育06ヴァージョン』@森下ベニサン・ピット
−感想− 10/13 面白かったのですが、10年くらい前にこの作品を流山児さんが、超若手公演でアトリエ公演でやったときの猥雑さとかが消えて洗練されていたのが、スゴさと哀しさです。 (佐藤治彦)
9/28-10/15「アジアの女」(長塚圭史作・演出)@新国立劇場小劇場
−感想− 10/13 一つ前の私の感想は、ムニエルの作品にではなく、アジアの女に対する感想です。すいません。 (佐藤治彦)
10/ 4-10/11「面白く山をのぼる」(拙者ムニエル)@THEATER/TOPS
−感想− 10/13 役者の上手さは特筆もの。しかし、何か芝居自体がみせようみせようという意識が強すぎて、何か退いてしまった。 (佐藤治彦)
10/12-10/16「おさびしもの」(ピチチ5 )@駅前劇場
★★★★ 10/13 面白い。野間口、植田、オマンキー、吉美…と出演している役者の実力と魅力。それを十二分に活躍させる台本。エロネタもあれは男の本音。ああ、面白かった。いつもは仕掛けで驚くが、今回はそれ以上に役者の技量に圧倒された。必見!!!!! (佐藤治彦)
10/ 2-10/15「書く女」(二兎社)@世田谷パブリックT
★★★★ 10/13 圧倒的な面白さ。3時間15分があっという間に過ぎた。役者が上手く魅力的、演出が達者で、スピーディな展開でホントに二兎舎は安心してみられるなと実感。 (佐藤治彦)
9/ 8- 9/18「ワルツ/立待月」(東京タンバリン)@三鷹芸術文化センター
−感想− 09/20 数ある高井作品の中で傑作というわけではないが、やはり質の高さは特筆。ただし、二本立ての企ては失敗か。単に裏舞台がうるさいだけだった。立待月鑑賞 (佐藤治彦)
9/13- 9/18「基礎からよ」(蜜)@OFF・OFFシアター
−感想− 09/20 今回も素舞台。植田裕一の世界が広がる。 (佐藤治彦)
9/15- 9/20「UNDERGROUND 」(庭劇団ペニノ)@ザ・スズナリ
−感想− 09/20 評価は別れるだろう。しかし、こうした試みが日本の演劇界で行われていることを見ておくことは演劇ファンとして十分に価値がある。マメ山田オンステージ! (佐藤治彦)
9/14- 9/24「星屑の町 東京砂漠篇 」(星屑の会)@本多劇場
−感想− 09/20 いま6000円でとびっきり幸せにしてくれる舞台はこれ!超一流のキャストが暖かい気持ちにさせてくれ、笑わせてくれる、演劇界の寅さんだ。戸田恵子が素晴らしい唄を披露し、江端英久がとてもいい味なのだ。小宮さんの泣き顔で何回笑えたか!幸せ、幸せ。 (佐藤治彦)
9/1-9/10「トリアージ」(双数姉妹)@THEATER/TOPS
−感想− 09/10 まさかミュージカルとは思わなかったが、面白いから仕方ない。双数姉妹。いまもアバンギャルドです。 (佐藤治彦)
8/2-8/6「寺内眼鏡太郎一家」(B-amiru)@下北沢offoffシアター
−感想− 08/08 誰も書いていないけれど、面白かったですよ。ホント面白かったですヨ! (佐藤治彦)
8/ 2- 8/ 6「おとうふ」(おとうふ屋プロデュース)@THEATER/TOPS
−感想− 08/06 笑いの演出もできるのかと思っていたが極上の仕上がりに絶句の和田演出。台本もより人生の機微を思わせるものになっており、必見の名舞台となった。 (佐藤治彦)
7/27- 9/ 2「ムーヴィン・アウト」(トワイラ・サープ演出)@東京厚生年金会館
★★★★ 08/05 驚いた。ブロードウェイのダンスとしても一級のカンパニーが来日している。その超絶技。このセンスに酔いしれる幸せ!必見!!!!!!!!!! (佐藤治彦)
7/28- 8/ 6「ドアをあけると…」(プレタポルテ)@シアターVアカサカ
−感想− 07/30 円城寺あやさんをはじめとする女優3人が出ずっぱりで美味さを魅せる。そこそこ面白くないかあ?何であんなに客寝てんの?入ってないし!途中で帰るな。ああ、勿体ない。洋物って日本は受け入れないのかな? (佐藤治彦)
7/27- 7/30「水」(ひょっとこ乱舞)@中野ザ・ポケット
−感想− 07/29 チョンソンハをはじめ役者さんの発声がスゴい。気持ちいいくらいいい発声。そして、スタイリッシュな美術。耳と目を奪われた舞台でした。 (佐藤治彦)
7/26- 8/ 6「南国プールの熱い砂」(こどもの城+ネルケプラン)@青山円形劇場
−感想− 07/27 オールスターキャストの見応えはある。宮下今日子は心体ともに打ち込んでいるし、小手伸也の身体能力や間合いもスゴい。笹峯あいは可愛いし、平沼は色気出して頑張る。吉田晋一の見事なぼけっぷりもスゴい、でも、ボクはKAKUTA版には叶わないと言いたい。お客さんは喜んでいるし、台本もいいし、素敵な公演ではあるけれど。 (佐藤治彦)
7/13- 7/23「GS近松商店」(椿組)@新宿花園神社境内
−感想− 07/19 恒例夏の野外劇。3時間30分は正直長い。ちょいだれる。山本亨、宮島健、石原和海、絵沢萌子、清郷流号、各務立基、井上カオリ、吉田朝起子、下元史朗らの名うての役者の演技がスゴい。 (佐藤治彦)
7/13- 7/23「GS近松商店」(椿組)@新宿花園神社境内
−感想− 07/18 役者の力量は認めるけれども、前の20世紀…に比べると落ちる。山本了、井上カオリ、宮島ら、ベテラン勢は大活躍! (佐藤治彦)
6/19- 7/ 9「第32進海丸」(三宅健出演)@東京グローブ座
−感想− 07/06 蓬莱の抑制のきいた台本、鈴木のツボを抑えた演出。達者な演技陣を中心にしたカンパニーだったので安心してみられた。とてもよい作品だが、8500円は高すぎる。5000円ですね。 (佐藤治彦)
6/28- 7/ 2「純粋人〜ジュリエット」(LEMON LIVE)@下北沢駅前劇場
−感想− 07/02 有馬自由、有川マコト、本間剛、松原綾央ら役者のもの凄い腕の競い合いが前面に出た作品だったです。 (佐藤治彦)
6/22-6/26「立つ女」(青年団若手自主企画)@アトリエヘリコプター
★★★★ 06/24 余りにも面白い。ダンスとしても、芝居的な人間関係の緊張感の弛緩の面白さも、全部全部あって、笑えて、感動できて、嬉しい。この公演を選択した自分を褒めたくなるような圧倒的な面白さ!スゴいです。80分です。 (佐藤治彦)
6/17-6/23「ドンジョバンニ」(メトロポリタンオペラ来日公演  モーツアルト作曲)@東京文化会館
−感想− 06/18 マルトケラーの演出は凡庸ながら分かりやすくまとめたことは○。美術、衣装、振付がいかにもメトで美し。やはり素晴らしい歌手陣がやや力任せではあるが、この世のものとは思えない声を聞かせてくれた。驚愕した。 (佐藤治彦)
6/15-6/18「尤もな犬」(くねくねし)@下北沢駅前劇場
−感想− 06/17 もうドリフ。毎回同じと言えば同じ。でもオーケー。こんなにドロドロにベタで熱いのは他にないのでもう貴重。それに完成度が高いし。明大騒動舎の伝統を受け継ぐって行ってもいい感じがするんですけど、どうでしょう?新倉、松尾マリヲ、奥村、そして、ラブヨーの中谷がまたまたいい。見て得した。あまりにもスゴすぎて笑えないもん。 (佐藤治彦)
6/15-6/21「ワルキューレ」(メトロポリタンオペラ来日公演 ワーグナー作曲)@NHKホール
−感想− 06/16 オットーシェン演出のこのプロダクションは約16年前にニューヨークで初演された時にも見ているが、分かりやすく色褪せていない。エッシェンバッハの指揮もドミンゴ、ヴォイトなど最高の歌手も好調で今までみたワルキューレの最高の公演だった。5時間があっという間だった。 (佐藤治彦)
6/14-6/18「疾しい理由」(ブラジル)@ギャラリールデコ
−感想− 06/15 3人の濃密な会話劇。中川智明の圧倒的な演技力で底支え。そこに東京タンバリンとは全く違うミギタ明日香があやうい芝居でぎりぎりに挑戦する。桜子も◎で、確かに刺激的な50分。 (佐藤治彦)
6/3-6/15「イルトロヴァトーレ」(ボローニャ歌劇場来日公演 ヴェルディ作曲)@東京文化会館
−感想− 06/12 演出は凡庸だが人の動かし方と各歌手の演技、照明が素晴らしかった。もちろん声楽陣は現代最強のキャストだけあって、スゴかった。特にアズチェーナとルーナ伯爵。今まで山ほどこのオペラを見たが最高の演奏だった。オケも良く鳴っていた。 (佐藤治彦)
6/9-6/11「新宿学園王」(もざいく人間)@下北沢リバティ
−感想− 06/11 台本は若いのだが、バラエティ番組のいいところに影響され好感。役者がいい。あそこまで思い切りやられるともう従うしかない。岩田は相変わらず声がいいし、横島はキャラ勝ち。田中あつこは可愛いし、前川健二は品がいい。しかし一番驚いたのは、オリジナルの楽曲。相当レベルが高いミュージカルナンバーとして完成されていた。 (佐藤治彦)
6/7-6/11「乞局」(乞局)@王子小劇場
−感想− 06/11 なるほどね、そう来たかと思いました。役者さんのテンションが全体的にもう少し高く、あの演技だったら最高だと思いました。 (佐藤治彦)
6/3-6/15「連隊の娘」(ボローニャ歌劇場来日公演 ドニゼッティ作曲)@オーチャードホール
−感想− 06/08 演出の設定は安易だし、美術も平易。オケもボローニャならこのくらいは当たり前というのに、歌手の絶技がすべてを許してくれた。ああ、音楽の説得力。五感で楽しむ快楽を伝えてくれた。 (佐藤治彦)
6/4-6/26『和宮様御留』(松竹)@新橋演舞場
−感想− 06/07 花組芝居版とほぼ台本が同じながら、豪華絢爛な豪奢な歴史絵巻になっていた。小川真由美、池畑慎之助、英太郎、波乃久里子から伊藤みどりまで、魅せてくれる。演舞場の公演なのにチケット代が安いのも魅力。ああ得した。 (佐藤治彦)
6/ 1- 6/ 4「キキチガイ」(Oi-SCALE)@シアタートラム
−感想− 06/04 豪華なセットがスゴかったです。音響が素晴らしかったです。俳優さんの中に上手い人がいました。お金をかけたって感じで出演者の人が大変だろうなと思いました。女優さんが魅力的で良かったです。が…。 (佐藤治彦)
5/31- 6/ 4「ムーンライトコースター」(KAKUTA)@浅草花やしき
−感想− 06/04 再演時に練り直してきたのは分かるし評価はできる。ただ、初演と再演の間に成長した俳優さんとそうでない人との差が大きくなっていたような感じがする… (佐藤治彦)
6/2-6/4「ある晴れた日に…」(語りドラマシアター)@東松原不ローダーハウス
−感想− 06/04 会話を中心にして動きなどの演出は最小限にしたもの。新劇の役者さんの強みと弱みがどかっと出たのが面白い。最後のエピソードが断然いい。扉座の石坂の技術がスゴい。とにかく台詞を話していない間も見事に演じているのだ。 (佐藤治彦)
5/25- 5/28「ぱぴよん/ぬらりひょん」(桟敷童子若手公演)@TJP STUDIO
−感想− 05/28 原口健太郎の堅実で熱い演出がいい。若手は本公演より格段に良くなった。上手くなったけど熱さを忘れないところが桟敷童子。しかし、尾崎宇内ってこんなに良かったか?と驚愕。あと、ワンシーンだけ出演の桑原勝行もまばたきを出演時間中一度もしないこだわり。こんなところがこの劇団を好きになる理由だなあ。 (佐藤治彦)
5/24- 5/29「エプロンの証」(ロリータ男爵)@駅前劇場
−感想− 05/27 あまりにも面白くてぶっ飛んだ。構成、台本、美術、演技にいたるまで、何か2年くらい前と雲泥の差。今林久弥の怪しすぎる演技はもう忘れられない。やばい、こういうの面白がっていいのか?いいのか、俺! (佐藤治彦)
5/16- 5/28「ユタカの月」(扉座)@THEATER/TOPS
−感想− 05/21 台本も良かったけれど、扉座に長くいる中原三千代が劇場をさらう。こんな新鮮に芝居をする三千代さんは何年ぶり?そして、岩本達郎。この男からほとばしる色気は何だ。技と色がバランス良く。だからこそ、有馬や岡森という重鎮が生える。扉座、この5年来で最高作。台本だけじゃなく演技がスゴくてです。 (佐藤治彦)
5/12- 5/21「あほんだらすけ18」(東京ヴォードビルショー)@ザ・スズナリ
−感想− 05/16 例によって素晴らしい。ベタな世界はここにキチンと存在していて心より楽しめる。ちょっと、ナレーションとか展開とかにダレもあったけれど、平日は山ほどプレゼントを出しているし、何か得した。 (佐藤治彦)
4/26- 4/30「岸辺の亀とクラゲ」(明日図鑑)@THEATER/TOPS
−感想− 04/29 相当面白いです。ドラマとして起こること、登場人物とその関係性、面白く、深い。やばいですね。 (佐藤治彦)
3/31- 4/ 4「別」(青年団若手自主企画)@アトリエ春風舎
−感想− 04/03 青年団をはじめとする役者の技量には驚かされるばかり。超ウメー!だが…。 (佐藤治彦)
3/30- 4/ 3「キング・オブ・心中」(マンションマンション)@OFF・OFFシアター
−感想− 03/31 演劇界の勝ち組が演じる負組の世界はかくも素晴らしいのか…。富岡晃一郎、今林久弥、瓜生和成。何だよオモシロすぎる。それぞれがいつもと違う新しい役柄。でも女の方はもっと凄かった。高木樹里、根上彩、横畠愛希子、何だよ凄すぎる。美術音楽笑いまで超一級作品。正直落ち込んだ。 (佐藤治彦)
3/24- 4/ 2「トカゲを釣る」(スロウライダー)@こまばアゴラ劇場
−感想− 03/26 初見だったこともあるかもしれないが、大変良く出来た作品でした。ブレードランナー、エイリアンの世界と日常が結びついた感じの世界でオモシロく、台本も良く書けているし美術も演出も長けている。この人の感性☆☆☆ですな。俳優では… (佐藤治彦)
3/24- 3/26「欲望という名の電車」(ノゾエ征爾演出)@吉祥寺シアター
−感想− 03/26 ノゾエが手管の役者を大量投入してこの名作に引っ掻き傷をつけようとするが、それははえぎわ的な面白さも、そして、この名作の偉大さも引き出すことに成功した。ノゾエの面白さもびくともしないウィリアムズの戯曲のすごさも満喫。そして、杉浦、久保、渡会など堂々と渡り合い快演! (佐藤治彦)
3/17- 3/21「気持ちよくさよならを言お…」(play unit-fullfull)@OFF・OFFシアター
−感想− 03/20 新井友香さんが出ているので観に行きました。でもあまり出ていなかったので残念でした。野呂さんが面白かった。 (佐藤治彦)
3/17- 3/21「気持ちよくさよならを言お…」(play unit-fullfull)@OFF・OFFシアター
−感想− 03/20 気持ち良くさよならをいう気になりました。でも。野呂さん、新井さんは良かったです。お客は山ほど入っていました。が、 (佐藤治彦)
3/16- 3/19「完璧な冬の日」(八時半)@こまばアゴラ劇場
−感想− 03/19 紛れもない鈴江俊郎の作品だった。政治的社会的な背景も言葉も山ほど出てきながら結局は人間が描かれる。 (佐藤治彦)
3/16- 3/19「パレード」(ONEOR8)@三鷹市芸術文化センタ
−感想− 03/17 ××物がダメなんです。役者は頑張っているし、重層的な脚本も意欲作であることは分かるが、田村孝裕ならもっとと思ってしまう。役者は好演。ONEOR8の役者が作品を全力で支える。客演も素晴らしい。あとはネタバレなのでここでは… (佐藤治彦)
3/ 2- 3/15「エキスポ」(加藤健一事務所)@本多劇場
−感想− 03/15 傑作や衝撃作とか問題作とかで客の意識を引こうとする芝居が多い中で、この作品は佳作の素晴らしさを味合わせてくれた。そう、本多の観客をこれほどリラックスさせ楽しませ、ほろっとさせてくれた芝居は久しぶりじゃないだろうか?こういう芝居を客は求めているのだ。加藤健一はアンサンブルの中で美味さを隠す。加藤忍って上手くなったなあと驚き。石坂、井原がいい味。高橋麻理って着実に心技ともに上向きベクトル。で…。 (佐藤治彦)
3/ 8- 3/13「エレクトリカル・ラヴ・パ…」(猫☆魂)@駅前劇場
−感想− 03/11 相当面白い。台本が良く、映画にしたらもっといいのになあと思いつつ観た。俳優ではカオティックの存在感。牧野の不安定な安定感。高多のずるすぎる演技。佐々木も伊澤も◎。ま、成功の要因は、西永貴文の役者の使い方の旨さで、舌をまきました。ええ、巻きましたよ!ヨロコンデ。ただし…。 (佐藤治彦)
3/ 5- 3/14「夏ノ夜ノ夢」(尾上松緑出演)@日生劇場
−感想− 03/10 どひゃーーーーーーーーーーーっやん。驚いたよ。見て良かったけど。 (佐藤治彦)
2/28- 3/ 5「tatsuya 」(津田健次郎・伊藤裕子出演)@紀伊國屋ホール
−感想− 03/06 茅野イサムの演出がとても良かった。それは、鐘下作品としてオリジナルに忠実に近づけるコピーもどき演出でなく、現代を生きる観客のことを忘れない演出であり、舞台上の役者のリアル感を尊重する演出でもあった。キャスト、演出などネルケの企画力の凄さに圧倒された。凄いよ。松田さん! (佐藤治彦)
2/24- 2/26「当時はポピュラー5 」(故林広志プロデュース)@THEATER/TOPS
−感想− 02/27 大仰な仕掛けのない純粋なセンスの良い笑いの空間、ずれから来る笑いを徹底的に追及。有名無名問わず素晴らしいキャストが抜群のセンスを魅せる。こんな面白い空間が空席だらけなのはナゼ!!!今一度、故林広志要注目です! (佐藤治彦)
2/ 5- 2/28「労働者M 」(KERA作・演出)@シアターコクーン
−感想− 02/23 あのスタイリッシュな展開は素敵だし、松尾スズキさんがケラ演劇に出るのはいいなあ。犬山、秋山、イケテツ、今奈良、明星などなど演技がうまくて目がクラクラしたですよ。 (佐藤治彦)
2/10-2/19「桜飛沫」(阿佐ヶ谷スパイダース)@世田谷パブリックシアター
−感想− 02/16 時代劇二本立てのおいしさ。阿佐ヶ谷スパイダースは10万人を楽しませることのできるエンタティメントのひとつの頂点に登った。長塚圭史の才能の深さを感じる、そして… (佐藤治彦)
2/10-2/19「泥花」(桟敷童子)@スズナリ
−感想− 02/11 さすが二年連続岸田戯曲賞最終候補の東憲司さんの台本。でも、桟敷童子的には敢えて佳作を狙った作品かも。日本にまだ暖かい日本人が山ほどいた時代の話を演出にスタジオジブリ的なものを取り入れていて楽しい。川原が格段の進歩で魅力的。相変わらず稲葉、鈴木、原口、板垣、もりが魅力的。池下重大の繊細な演技は特筆すべき。 (佐藤治彦)
1/25-1/29 「Damage」(東京タンバリン)@吉祥寺シアター
−感想− 01/27 昨春の2作品や「雨のにおい」など素晴らしい作品を連発してきた高井さんであるが、今回は話が散漫で分かり難くテーマも絞りきれていなかった。豪華キャストだけに残念。期待が高かったからなあ…。 (佐藤治彦)
1/19-1/22「OZONE平野」(温泉きのこ)@駅前劇場
−感想− 01/22 面白かった。ただ種子さんは狡いと思った。ノゾエ君は上手いのだから当たり前と思った。驚いたのは関絵里子がこんなに上手くなったんだということ。色気もあってとてもいいと思った。いろいろと思ったけど、取りあえずここまでで。 (佐藤治彦)
1/ 8- 1/22「BIGGEST BIZ 」(AGAPE store )@本多劇場
−感想− 01/22 もう笑いの王道です。松尾貴史さんがいいのは当たり前。芸はあるし技もある。自分も見せるし、芝居を壊さない。滞らせない。みんな面白い。個人的には八十田さんの佇まいが好きだなあ。ああ、面白かった。凄い笑い。凄すぎて怖いくらいだ。 (佐藤治彦)
1/13-1/22「金玉娘」新装版(黒テント)@theatre iwato
−感想− 01/21 昭和の見世物小屋の世界が神楽坂に出現。摩訶不思議な匂いはジブリの香り。役者さんで魅力的な美形も発見。ちょい嬉し。美術も音楽も効果もよくて、ちょっと猥雑、たっぷりノスタルジー。で (佐藤治彦)
1/12- 2/ 5「あしたのニュース」(ラッパ屋)@THEATER/TOPS
−感想− 01/19 正直申し上げて、鈴木聡さんの書かれるものの中では傑作には属しないと思います。しかしながら、2年ぶりにあの素敵なラッパ屋の役者さんの皆さんに再開できるだけで見る価値は十二分にあります。幸せな気分になりましたから! (佐藤治彦)
1/11- 1/15「首輪物語」(蜜)@中野・スタジオあくとれ
−感想− 01/15 町田、中野、植田、碓井、三土は役者としてやはりオモシロく1級だ。ただ、公演としては絶句。 (佐藤治彦)
1/11-22「ニーベルングの指輪」(ワーグナー作曲 ゲルギレフ演出&指揮 マリンスキーオペラ)
−感想− 01/15 「ジークフリート」鑑賞。あまりにも酷い。演出が拙く自分勝手。美術が出落ちで何も起こらず。その上歌手が粒ぞろいで悪い。神話の崩壊は自らだった!返せ4万円。返せ6時間といいたくなるくらい!新国立劇場のプロダクションの方が数段上!! (佐藤治彦)
1/13- 1/16「薬丸君と薬師丸君」(モッカモッカ)@OFF・OFFシアター
−感想− 01/14 オモシロい。ただ、ただ。 (佐藤治彦)
1/ 9- 1/21「突端の妖女」(boku-makuhari )@名曲喫茶ヴィオロン
−感想− 01/09 相当オモシロい。それに1000円。笠木泉が圧倒的に上手く、柳沢茂樹が魂を込めて演じている。役者間の演技力の差も気にならないくらいでヴィオロンで見た芝居の中では特筆。1000円だし。ただし、大きな問題点はあって。 (佐藤治彦)
1/ 6- 1/ 9「今までのエッヘ、これから…」(エッヘ)@駅前劇場
−感想− 01/08 「これからの…」鑑賞。過激な下ネタは前半、後半は間合いの芸で笑わせてくれるところもある。良く分からない男子二人の使い方が秀悦。シークレットゲストは… (佐藤治彦)
1/ 6- 1/ 9「3 」(親族代表THE LIVE)@THEATER/TOPS
−感想− 01/07 新しいけど、先走っていない笑いの百科事典。笑える、楽しめる。見事な3人の演技は才能、技能、演出の三位一体?僕は佐藤と湯沢。ブルースカイの作品がツボ。親族では野間口徹がダントツだと思っていたけど間違いだった。3人ともスゲーわ。笑いにこだわる人必見。2006年の東京の笑いのレベルはこんなに高いのだ。 (佐藤治彦)
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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