佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 ギリギリエリンギ 1K〜山手線の左下から愛を叫ぶ〜 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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宮益坂編
作 中村呻明(JACROW)米内山陽子(トリコ劇場)櫻井智也(MCR)
演出 池田智哉

 以前のように本当に若い劇団の芝居を積極的に観に行く余裕がない。今回は2月に出演してくれた酒巻君が出演するので観に行った。このお芝居は2バージョンあって、もう片方の道玄坂編にははらぺこペンギンやブラジルの作家などが作品を提供している。素舞台、照明なし、衣装なし。座席も40席くらいである。出演者が7名。当然のごとく知り合い関係者が大半となり、客席の空気は暖かい。それは羨ましかった。
 先ずは作品。若い作家が自分の世界を見つけようとしてもがいているのを感じてとてもいいなあと思った。それぞれが20分ほどの作品なので、飽きる間もなく終盤に達する。この時間で芝居を成立させようとすると余計なものを削ぐという作業がどうしても必要になる。そこに見えてくるのは作劇の本質の部分だけになる。しかし、それでも自分のマーキングをしたくなってしまうのが作家なんだなと思った。大変失礼かもしれないが、客入れの時にちょっとした芝居があって、それは誰が書いたのか、どれくらい練習したのかも分からないのだが、それが非常に洗練されていて、人間関係も微妙で動いていて、意味もなく面白く感心した次第。
 出演者はみな達者だったけれど、きっと得意分野で勝負しているような気がしてならない。芝居全体を見ていて、若い仲間な役者が、集まってノリで作り上げた感があるのだ。出演者がもっている空気が同じで、誰も壊さない。ククルカンの三瓶大介、エレファントムーンの酒巻誉洋、ダブルスチールの島田雅之が安定感があった。
 何しろ70分。あっという間に終わるので退屈せずに観られる。見ておいて良かった。




2008年3月19日
ギャラリールデコ5
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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