佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 海老蔵さん、私は、おてんとさんは、本当に理不尽で嫌な奴だと思う。 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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神よ、あなたは本当にいるのですか?

「アマデウス」のサリエリのように思います。




父、団十郎を若くして天に奪われ、そして、今度は愛妻まで恐怖の渕に。ああ、今の歌舞伎界を背負っている、希望の星、海老蔵さん。私は祈るしかできないが、涙が出てたまらないです。あなたの芝居でどれほど楽ませてもらったか。それだけでない。あなたの芝居にかける姿勢は、伝統を重んじながらも常に革新していこうというチャレンジ性に富んでいて、私はこの若き青年の生き方にどれほど…。そのチャレンジも、話題性作りとか、商売っけとか、そんな低級ではありません。たとえば、あなたがルテアトル銀座での興行で挑戦した、歌舞伎でありながら、現代口語演劇の発声や演劇手法を取り入れた時の驚き。それを歌舞伎芝居のなかで見事に昇華させ、いまや、あの歌舞伎座での芝居でも、時々、披露するようになった。私はどれほど驚いたか。大演目に活き活きとした現代演劇の息吹を注入したのは、あなたです。
 大名跡を背負うことに負けていない、越えて行く人物は今もいるんだと。

 それにしても、今でも悔しい。お父さんとの「オセロ」が見られなかったことがどれだけ残念だったか。
 幸いなことに来月の歌舞伎座の入場券を手にしています。しかし、きっと涙なくしては見られないでしょう。

どうか、奥様のご快復を心よりお祈りします。

2016年6月9日

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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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