佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 2007年一行レビュー 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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12/23-12/30「欲々しい」(iOJO!(オッホ) )@THEATER/TOPS
−感想− 12/28 オッホ最終公演を堪能。六角、ガンツといった客演陣の豪華さ、オッホ女優陣の飛び具合。何よりもスタイリッシュな脚本と演出は解散後には見られなくなるのだろうか? (佐藤治彦)
12/ 8-12/30「わが闇」(NYLON 100℃ )@本多劇場
−感想− 12/22 直球でした。ドストエフスキーの世界に肉迫するそれは、峯村、犬山、松永、長田、みのすけ、三宅といったナイロン100℃の役者陣のスゴさで具現化された。もう、話に関係ないギャグやナイロン100℃といった劇団名が余計なほど、純文学の世界でした。そして… (佐藤治彦)
12/12-12/21「続オールド・バンチ」(パラダイス一座)@ザ・スズナリ
−感想− 12/18 面白い。笑える。元気が出る。還暦を迎えて流山児祥はますます暴力的だなあと思った。 (佐藤治彦)
12/12-12/20「LOVE LOVE LOVE R36」(扉座)@THEATER/TOPS
−感想− 12/16 客演も含めた出演者のレベルの高さ。若手からベテランまで持ち味も技も出し見事。作品はどれもいいが鈴木MOBOさんの作品が洒脱で楽しかった。オムニバス公演特有の薄さがなかった。 (佐藤治彦)
12/14-12/23「偏路」(劇団、本谷有希子)@紀伊國屋ホール
−感想− 12/16 素晴らしい役者さんたちの演技と、舞台美術と映像と、贅沢な時間を過ごせました。 (佐藤治彦)
12/ 5-12/16「上海ブギウギ1945」(黒テント)@theatre iwato
−感想− 12/16 素晴らしい演奏とスピーディな展開で2時間45分が本当に楽しかった。特に服部さんの口笛の美しさときたら!若手の新作、かもめ、音楽劇と何でもできてしまう黒テントの幅の広さに驚く。 (佐藤治彦)
11/24-12/ 9「テイクフライト」(天海祐希出演)@東京国際フォーラムC
★★★★ 12/02 演出の才は感じられないが、音楽、美術、役者、オーケストラがものすごい。特に池田成志と城田が圧巻。素晴らしいメロディ。夜明け前は後年に残る名ナンバー。ああ、幸せな (佐藤治彦)
11/30-12/ 9「KANADEHON 忠臣蔵」(花組芝居)@世田谷パブリックT
★★★★ 12/02 見ておいて良かった。贅沢で役者は上手くて素晴らしい舞台。ああ、演劇ファンで良かった。特に若手の小林、美斉津、谷山は発掘もの。もちろん八代、植本、原川、桂など中堅ベテランも素晴らしい (佐藤治彦)
9/ 8- 9/16「STONES」(ウォーキング・スタッフP)@THEATER/TOPS
★★★★ 09/09 Must to see ! と英語だと言うんでしょう。すごいです。 (佐藤治彦)
9/ 5- 9/ 9「黄昏れて、途方に暮れて」(松原祭)@サザンシアター
★★★★ 09/07 こんな素晴らしい作家がいたのだ。品格がありアバンギャルド。テレビでの松原作品と違う爆発力とポエティックな世界が心に染み渡る。佐藤B作は本当に素晴らしい。佐渡さんのダンスが素敵だ、人生ってあんな感じ。そして、あめくさん。美しく可愛い女優がここにいた!必見のラブリーな作品。 (佐藤治彦)
8/29- 9/ 9「シラノ・ド・ベルジュラック」(市川右近・安寿ミラ出演)@青山円形劇場
−感想− 09/07 実力ある俳優が揃ってこそ完成する作品の素晴らしさ。今まで見た右近さんの作品の中でも指折り。安寿、加納、たかおなど、青山円形劇場という小空間で拝見できる幸せよ。 (佐藤治彦)
8/29- 9/ 2「ザ・漱石」(花組芝居)@下北沢「劇」小劇場
−感想− 09/07 劇団力。そこには家庭的な劇場空間だった。ただ、秋葉の実力、松原、丸川の魅力は、劇団の枠を超えて伝わるのだ。20周年を迎えて未だに新しい花組芝居のすごさ! (佐藤治彦)
8/16- 8/19「ロールシャッハ」(Oi-SCALE)@シアタートラム
−感想− 08/19 長い。長過ぎる。2時間30分ほどで長いなあと思った。役者さんは上手い。林灰二の存在が面白い。ちょっとずるいと思ったけれど。 (佐藤治彦)
8/ 7- 8/12「4人の美容師見習い 」(ベターポーヅ)@OFF・OFFシアター
−感想− 08/11 ラスト近くにあるあのダンスはまさに何から何までモーリスベジャールのボレロのパロディというかそのものに近く、それを山田うんさんがアレンジしたと考えるだけでもう右脳がぴくぴく。ベタポの魅力はこうやってヤリきるところですね。あと女子4人が魅力的でたまりませんでした。西島さん、役者さん、お疲れさまでした。 (佐藤治彦)
6/ 8- 8/27「レ・ミゼラブル」(東宝)@帝国劇場
★★★★ 08/09 初別所ジャンバルジャン。時々仕事をするので褒めるのは格好悪いのだが、めちゃくちゃ上手い。高音から低音まで安定した歌唱。ピアニシモでも、何でもこいという上に、見事な演技。初演の滝田栄が日本じゃ一番だと思っていたけど。 (佐藤治彦)
8/ 3- 8/ 6「在処/sugar 」(富士山アネット)@アサヒアートスクエア
−感想− 08/05 テキストはほとんど剥ぎ取られていたのでシェイクスピアのハムレットは全く無くなっていたが、ハムレットに挑戦するというだけでいいじゃないか。そして、個々の俳優は魅力を発散させる人もいた。ただ、80分は長かった。 (佐藤治彦)
8/ 3- 8/ 7「魔人現る」(鹿殺しオルタナティブズ)@こまばアゴラ劇場
−感想− 08/04 登場したすべての役者さんの個性と存在感は楽しめる90分の疾走。時々失踪。 (佐藤治彦)
8/ 4- 8/12「不確かな怪物」(ブルドッキングヘッドロ…)@三鷹市芸術文化センタ
★★★★ 08/04 べらぼうな面白さ。2時間20分の長尺なれど、作品のすべてにおいて細心の配慮がなされている。田舎のどす黒いイライラ感に人間の心が対比されシニカルなギャグも冴えまくり。支配する空気が微妙なバランスの変化で静から動へ、純からグロへと変わる面白さ。中西、山口、W藤原、深澤、永井と役者陣もすごすぎる。必見の面白さ。会場から映像作品で楽しませてくれるのでぎりぎりにいって失敗した!とにかく必見! (佐藤治彦)
7/24-7/29「透明人間レディ」@池袋シアターグリーン
−感想− 07/31 正直申し上げると台本は、アレレ!だったけれど、演出は基本に則りとても上質。それに応えた役者陣も◎ 落合祐里香が自分の力量を知って上手く、山田のニセつんくみたいなリアル感が面白く、村上。藤村に存在感があり、鈴木しのぶ、冨田真がうまい。そして、井上優が見事に舞台を引き締め見事だった。舞台映えもするし注目株だ。 (佐藤治彦)
7/26- 8/ 1「プカプカ漂流記」(ハートランド)@ザ・スズナリ
−感想− 07/30 元ネタを知っていなくても面白く観られるはず。脚本がいいのは当たり前として、役者陣が真面目に演じれば演じるほど良質なコメディになることを証明した。箱木、宇都、高橋、保谷。そして、なんと言っても福島まり子。この人が出てくるだけで舞台が華やぐ。途切れのない見事な感情表現。藤山直美と共通する魅力を持つ貴重なコメディアンヌだ。 (佐藤治彦)
7/14-7/22「胸騒ぎの放課後」(OPAP)@プルヌスホール
−感想− 07/21 金杉忠男の名作を20歳前後の若い俳優たちが演じる瑞々しさ。つい数年前の体験はまだ残っているのであります。演技し生きる喜びがストレートに伝わる。まだ学生だからこそできる素晴らしい時間だった。何人か上手い俳優もいて学内公演とは思えない水準の高さに驚いた。 (佐藤治彦)
7/13- 7/22「花火、舞い散る」(椿組)@花園神社境内特設ス…
★★★★ 07/21 椿組夏芝居シリーズの中でも傑作。素晴らしい台本に、モロ師岡、井之上、一柳みる!もう絶妙の間、笑わせ、泣かせる。そして、外波山文明がとうとうメインキャスト。どセンター!これが渋い。井上カオリ、恒松が丁寧に人間像を作り上げた。そして、驚いたのが大関真。あまりにも良かったのですが、所属SETと知りびっくり(失礼)というのもSETぽい演技でない。名演。SETをもう一度じっくりと見たいと思いました。 (佐藤治彦)
7/18- 8/ 5「ヘアスプレー」(ブロードウェイミュージ…)@オーチャードホール
★★★★ 07/19 こんなにサービス満点、ゴージャスな舞台、踊りも音楽も良く、一流の生演奏もあり、ストーリーも分かりやすく、役者も◎ なんでブロードウェイとチケット代が一緒なんだろう。超お買い得一流舞台。必見!ただし、本日の字幕と台詞のずれが酷かった。 (佐藤治彦)
7/18- 7/22「天国」(ブラジル)@中野ザ・ポケット
−感想− 07/19 ブラジィーアン山田のオーディナルストーリー。ずーっと吐き続けたり、あふえるダンボールの箱と格闘していた芝居が懐かしい。ブラジルを応援するためにも観に行ってもらいたいと思う。 (佐藤治彦)
6/25- 7/22「社長放浪記」(伊東四朗生誕?!七十周年…)@本多劇場
★★★★ 07/19 生でこんな素敵な舞台が見られたことの幸せを実感しています。お客を楽しませることだけに命を注ぐ役者たちの素晴らしい演技!うーーーーん、もう1回見たい! (佐藤治彦)
7/ 6- 7/ 9「恐怖時代」(花組芝居)@ザ・スズナリ
★★★★ 07/07 圧倒的な面白さ。三人吉三のような話で、いやあ面白い。特に花組芝居の若手5人が演技も姿も5つ星でめちゃくちゃ上手い。黒い話なのに笑えて面白い。必見の傑作。 (佐藤治彦)
6/15- 7/ 5「数学で書かれた物語/犬が…」(文学座アトリエの会)@文学座アトリエ
−感想− 07/03 犬が…を鑑賞。これだけ上手い人がやると不条理でも何でもなくリアルな世界の当たり前の話のように見えるのが不思議だ。別役さんていつ老いるのだろう。女優陣二人が可愛いのだ。おばあちゃんなのに。幸せな空間でした。 (佐藤治彦)
6/29-7/1「楽屋」(ドラゴンの会)@阿佐ヶ谷アルシェ
−感想− 06/30 清水邦夫の名作を男4人で大変上手く見せた。人間のもつ哀しい情念が伝わった。とても昭和の匂いを上手く出していた。拾いもの。80分。 (佐藤治彦)
6/27- 7/ 2「鉄の纏足」(東京タンバリン)@駅前劇場
−感想− 06/30 作品が以前よりも映像的になっている感じがした。観客は自動的にクローズアップやバストショットで舞台をみるが、同時にやや薄い意識の中でそれ以外の出来事も意識に残しながら観て行く。面白いのだが、客席の猛烈な暑さはどうにかならないか。新人が上手い。 (佐藤治彦)
6/ 9- 7/ 4「少女とガソリン」(阿佐ヶ谷スパイダース)@ザ・スズナリ
−感想− 06/27 相当面白かった。テレビの有名タレントさんをメインに置かない今回のようなものがいいですね。見たい役者さんが話の中心にいて嬉しくなる。 (佐藤治彦)
6/9-6/17「昭和歌謡シアター『東京』」(劇団シニアグラフィティ)@スペース107
−感想− 06/22 予想外のぶっ飛んだ面白さ。プロの芸と素人の良いところがぶつかり合い盛り上がる。後半の歌謡ショウも最高な軽演劇。佐渡稔さんのハイテンション芸が久々見れて儲け物。いやあ、大森ヒロシは凄い! (佐藤治彦)
6/21- 6/24「ダイブして、今すぐっほら…」(宇宙レコード)@笹塚ファクトリー
−感想− 06/22 宇宙レコードは、今年も楽しかった。ゲストが大当たり。 (佐藤治彦)
5/20- 6/17「『放埒の人』はなぜ『花嫁…」(燐光群)@SPACE雑遊
−感想− 06/22 坂手洋二の充実と燐光群の水準の高さを改めて立証した作品。見事なアンサンブルのウルトラ級の綱渡りが2時間30分も続く。必見。 (佐藤治彦)
5/31- 6/17「夏の夜の夢」(ジョン・ケアード演出)@新国立劇場中劇場
−感想− 06/22 パックは負傷ながらも世界的に見ても一級品。身体の動きと台詞廻しが見事な水準。そして、職人たちが面白。ただダンスを多様する意味合いと美術がいいのかは分からない。 (佐藤治彦)
6/ 7- 6/17「ワンマン・ショー」(M&O plays+PPPPプロデ… )@シアタートラム
−感想− 06/22 いやあ面白かった。外部に書く倉持作品にいまいち乗れなかったのですが、この作品は噂通りの傑作ですね。そして、ペンギンの3人の美味いこと、魅力のあること。若手もすごくよくクラクラしてしまう演劇幻想の中で楽しめたのでありました。 (佐藤治彦)
6/ 7- 6/10「愛のはじまり」(青年団国際演劇交流プロ…)@こまばアゴラ劇場
−感想− 06/09 男女の気持ちの交流と肉体の交流が見事に心に入り込む。ああエロチック。彼らの台詞が僕を夏のパリや南仏に、夏のニューヨークに、プラハに飛ばしてくれる。フランス人ってスケベだなと思わせる。挿入歌も秀。セット照明もいい。上演時間約60分。ちょうどいい。 (佐藤治彦)
6/1-6/10 『鉄砲玉』(黒テント)@theatre iwato
−感想− 06/09 そこで行われる行為、そこで噴出する情念。そこで動くドラマ。それらが、黒テントの役者の長い長いモノローグによって浮かび上がる。それは、まるでつかこうへいのように。照明、美術のセットの美しさもさることながら、今や半ば忘れられつつある黒テントの情念と底力をみた。 (佐藤治彦)
6/ 3- 6/10「完売御礼」(D-BOYS STAGE)@スペース・ゼロ
−感想− 06/05 扉座茅野イサムの演出力、演技指導力が見事に発揮され、10代が中心のこのカンパニーの良さを引き出した。何も知らぬ誰も知らぬ俺が見ても2時間飽きずに見られました。もちろんファンである劇場中の女の子は大喜びなのであります。すごいね、二枚目は!!すごいね、芝居は!! (佐藤治彦)
5/10- 6/ 3「ドブの輝き」(大人計画)@本多劇場
−感想− 06/05 3本とも面白!特にクドカン版は完成度の高さに唸ったです。何か三島の卒塔婆小町みたいなんです。違うか!? 松尾スズキさんの作品は自らのおかれた精神状態をそのまま舞台にあげたって感じで、もう感覚が常人では分からないです。面白いのですが…。最近の大人計画の公演の中でも特筆すべきお得感のある公演でした。 (佐藤治彦)
5/10- 6/ 3「犬は鎖につなぐべからず」(NYLON 100℃ )@青山円形劇場
−感想− 06/05 ナイロン100℃の実力を見せつける作品。あくまでもケラさんの美学で見つめた作品と時代。花組芝居の植本潤の男役を初めてみてあまりにもいい声なので唸ってしまった。 (佐藤治彦)
5/25- 5/29「サロ・ギュラ」(zupa)@小劇場楽園
−感想− 06/05 とにかく役者陣がうまくてさあ。八代進一はいい役者だなあ。そして、東京の小劇場界でこんなに美しい女優っていたんだと思うような3人の美女。うーーん、よかった。 (佐藤治彦)
5/18- 5/27「あほんだらすけ19th」(東京ヴォードヴィルショー)@ザ・スズナリ
★★★★ 05/20 とことん楽しませてくれる120分。本当に面白い。面白いだけじゃダメですか?もちろんジわーっと感動したりも。小難しい芝居とは無縁かもしれませんけどね。本当に面白いです。 (佐藤治彦)
5/13ー5/20 新国立バレエ「コッペリア」(ローランプティ振付)
−感想− 05/16 ローランプティはこんなに洒脱でユーモアがあって面白いのか!新国立劇場バレエ団はこの数年観ない間に抜群の飛躍。ミュンヘンバレエからの客演二人に負けていない。いやあ、笑えるバレエ。ケラさんとか松尾さんがバレエを振付けしたらこんなんかなあ、 (佐藤治彦)
5/ 8- 5/23「絢爛とか爛漫とか」(赤坂RED/THEATERP )@赤坂RED/THEATER
−感想− 05/16 もう10年近く前に紀伊国屋ホールで見たものがあまりにも素晴らしくこの再々演はあまり期待はしていなかったのだが、いやあ素晴らしかった。加藤啓の天真爛漫さは、佐々木(蔵)とは別の良さ、土屋裕一はこんなに美味い俳優だったっけ。日野には品格があるし。いやあ良かったです。 (佐藤治彦)
5/ 4- 5/28「うそつき弥次郎」(風間杜夫・平田満出演)@明治座
−感想− 05/15 そりゃ、どうなるかは分かるんだけど、それでも面白い。何でだろ?江端など星屑の会チームや小林美江の演技も特筆。要は頑張っているが… (佐藤治彦)
4/19- 5/14「東京ノート」(青年団)@こまばアゴラ劇場
−感想− 05/15 台本の品格の良さは時代を経ても色あせない。そして、時代がどんどん作品に追いついている感じも。役者さんは美男美女はいないのに、本当に魅力的に見えるこのスゴさ。青年団、恐るべし。観劇日のイタリア語字幕も良かった。客席に異文化の人がいて非常にいい化学反応を客席でも起こしていた。 (佐藤治彦)
4/20- 4/28「恥ずかしながらグッドバイ」(クラクラ・プロデュース)@サザンシアター
★★★★ 04/26 今年屈指の必見作。すまけい、あそこまで飛んじゃって爆笑爆弾。B作&角野の最強コンビに、阿智波、まいど豊などがキチンと挑んでいて、いやあ笑って笑って、そんでちょっとだけ考えさせられ、ちょっと泣ける。すまさん、阿智波さん、ウクレレ弾きながらの角野さん、3人のアカペラも必聴! (佐藤治彦)
4/13- 4/29「ジューゴ」(TEAM発砲・B・ZIN)@本多劇場
−感想− 04/26 とても楽しい、潔い、15年間の大団円。駅前劇場あたりでやっていたころが懐かしいなあ。小林愛を始め役者が魅力的ですごいや。 (佐藤治彦)
4/ 5- 4/29「ジキル&ハイド」(山田和也演出)@日生劇場
−感想− 04/26 とにかくマルシアがスゴい。鹿賀丈史は前半は音程が崩れていたが、マルシアと出会う当たりからドンドン良くなる。誰がこのあとマルシアに対抗するのだろう? (佐藤治彦)
4/18- 4/30「回転する夜」(モダンスイマーズ)@THEATER/TOPS
−感想− 04/26 面白かった。役者もうまい、作劇もセンスがある。3ー4年でもの凄く変ったなあと改めて思った。 (佐藤治彦)
4/20- 4/29「かもめ」(黒テント)@theatre iwato
−感想− 04/24 斉藤晴彦がやばいくらいに上手い。横田桂子も。このツートップにトレープレフ足立が対抗する構図はなるほどね。足立は相当頑張っているし、アバンギャルドの代表とみればなるほどねだが、インテリには見えない。遠藤のキャラなら斉藤トリゴーリンに心奪われてなるほどね。片岡、久保、河内がいい味。遠藤がもうひとつ行くと、全てが上手くいく完全燃焼に一歩手前の面白さが楽しめる。今までみたどの「かもめ」とも違って面白い。 (佐藤治彦)
3/27- 4/ 8「猿股のゆくえ」(三田村組)@サンモールスタジオ
★★★★ 04/06 今年最高の傑作。戯曲,演技、演出。それらが現代日本演劇の最高峰に達している。真の向田邦子の後継者の誕生を決定づけた揺るがし難い作品だ。 (佐藤治彦)
3/15- 3/25「かぶき座の怪人」(花組芝居)@スペース・ゼロ
−感想− 03/17 とにかく見ていて面白い。センスもダンスも笑いも良く、そして、ベテラン陣の技と美味さの充実と、新人の鍛錬と思いのバランスがよく充実した20周年記念上演となっている。必見。 (佐藤治彦)
2/28- 3/11「悩み多き者よ」(水谷龍二脚本)@THEATER/TOPS
−感想− 03/08 素晴らしい演技を見られるだけでなく、笑えて感動して音楽まで聞けて、100分。日本の人情喜劇はここにあり。 (佐藤治彦)
2/ 8- 3/ 4「シカゴ」(ボブ・フォッシー振付)@日生劇場
−感想− 02/10 今回はブロードウェイ系の来日。今までの来日で主役二人は一番いいかも。いままで以上に深みのある舞台になっていると思う。 (佐藤治彦)
1/31- 2/ 4「12(twelve)」(SHOW-GO produce )@THEATER/TOPS
★★★★ 02/05 これぞ演劇。これぞ演出。あの映画と双璧な舞台が日本人だけの手によって作られた。例えば… (佐藤治彦)
1/24- 2/ 4「えっと、おいらは誰だっけ? 」(綾田俊樹演出)@青山円形劇場
−感想− 02/02 つまりは、こういうウエルメイドな王道作品が永遠に面白く、多くのお客さんも喜ぶのだと思った。俳優さんも魅力的で良かったなあ。 (佐藤治彦)
1/24-1/28「しあわせな唄」(鳥人間コンテスト)@新宿ゴールデン街劇場
−感想− 01/30 嫌いじゃない。その気持ちの大部分は役者の舞台に対する真摯な姿勢から来ているんだと思う。鳥人間コンテストは鳥になりきれずに墜落していく人間のおかしさがいいところなのだと思った次第。 (佐藤治彦)
1/26- 2/ 4「国境のある家」(俳優座)@紀伊國屋ホール
−感想− 01/30 今やこの台本をとても面白いとはいえないけれど、確かに80年代だったらアリ!なんだろうと思う。アジテーションな場面に鏤められた人間の本質が浮き上がるシーンが楽しい。加藤道子さんを初めとして俳優の見事な演技で押し切った感じ。俳優座おそるべし! (佐藤治彦)
1/19- 1/28「甘い丘」(KAKUTA)@シアタートラム
−感想− 01/30 KAKUTAの役者はほとんど誠実でいい感じなんだけど。成清という俳優のカッコ良さ。生き様みたいなものが舞台にでていたような感じがするな。桑原さんの台本は素敵だけれど、男子の僕にはちょっと分からない。でも、会場を埋め尽くした女性の観客の空気が何となくほぐれて行くのを感じて、ふううん、とか思ったのだ。もう少し短くてもいいかなとは思ったけれど。 (佐藤治彦)
1/27- 1/28「ベジャールのアジア」(東京バレエ団)@東京文化会館
★★★★ 01/30 東京バレエ団が世界でも有数の、いやもしかすると頂点のカンパニーであることを証明したような公演だった。ユーモア、肉体、エロス、オリエンタリズム。何かいろんなイメージが錯綜して、そして、素晴らしいダンサーの肉体。このカンパニーを20年以上見続けてもの凄い変化をこれほどまでに感じたことはなかった。スター不要。アンサンブル最高。 (佐藤治彦)
1/ 3- 1/31「ロープ」(NODA・MAP )@シアターコクーン
−感想− 01/12 僕は弱いのでこの素晴らしい何かに対して、きちんとコメントできません。ただ言えることは現代に生きる僕らに本質的な揺るがしようのない何かが伝わりました。ただ、ただ、感服です。あと、アンサンブルの人が豪華版。カムカムやスープの中堅が似ない超贅沢。 (佐藤治彦)
1/ 2- 1/26「寿初春大歌舞伎」(松竹)@歌舞伎座
−感想− 01/09 夜の部 やはり勘三郎が舞台に登場すると華やぐ。福助の悪女ぶりも面白く、名作揃いスター俳優多数登場で襲名興行のような華やかさあり。 (佐藤治彦)
失礼しました
1/ 1- 1/ 2「ニルバウナ」(はえぎわ+水崎綾女)@フジテレビ1Fマルチ…
−感想− 01/07 町田水城、カオティック、鈴真紀史の味ある上手い演技。与えられた枠の中ではえぎわでありながらも一般客も納得できる見事なウエルメイドな台本と演出。ノゾエ征爾の幅の広さを見せつけた。 (佐藤治彦)
1/5-7,1/12-14「ともだちのともだち」(RonnieRocket)@下高井戸不思議地底窟 青の奇蹟
−感想− 01/07 笑いとホラーとサスペンス。人間関係のゆがみもオカルトも笑い飛ばす見事な台本に、中西広和や宇宙レコードの中村たかしらが抑えた演技、的確にツボを逃さない名演。そこに渋谷正洋のような超自然体の演技が加わり、このアンサンブルはスゴい。必見! (佐藤治彦)

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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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