佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 演芸 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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柳家喬太郎 独演会




 落語のことは分からないが、相当面白かった。喬太郎師匠は45歳だそうで、年齢と体つきが、本当に王道の落語家って感じで、重心が低く座布団の上にどっしりと構えているのがいい。座布団の真ん中に身体の芯はありながら、全身を使って演じ分ける凄さ。落語は独りで何役も演じ分けるわけだが、その切り返しの見事さ。開口一番で出演した二つ目さんと違いが一目瞭然で(ゴメンナサイ)。
 また、すぐにでも聞きたくなる噺家さんは、志の輔師匠に次いで二人目です。
 
 演目 喬太郎師匠 「子別れ」「井戸の茶碗」
    二つ目さん 「かぼちゃ」


2008年8月23日
紀伊国屋ホール
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第1部 柳家花緑vs渡辺正行・ラサール石井・小宮孝泰の会
第2部 清水ミチコ オンステージ
第3部 春風亭昇太の会

べらぼうに面白かった。渡辺さん、ラサールさんは昨年の末広亭と同じ演目だったが、ラサールさんは特に僕でも分かるくらい上達。小宮さんは青菜に挑戦。これがとても面白く柳家花録さんにまさにVS!さらに、コント赤信号のコントまで披露して会場は大変なことになっていた。
 僕は子供の頃見知った落語家がほとんど他界してしまって最近はすっかりご無沙汰で、見たい人が志の輔さんと談志さんくらいだったんだけど、最近の落語ブームの意味合いが分かりました。花録さん、面白いや。そして品がある。まさにクラシック!
 清水ミチコさんは、どんな性格なんだろう。すげー面白い。あんなに面白いエンタティナーは世界に何人いるんだろう。ラジオでご一緒した時においらのことを「ぬらりひょん」と言ったこと忘れません。ああ、有名人になって物まねしてもらいたい。
 春風亭昇太さんは時間が大幅にカットされたので、予定のニ演目から4演目に。迫力ありました。本来は間に出演する予定だったぴろきさんも気楽に真面目に?面白かった。




 銀座ブロッサム 中央会館
 2008年7月19日


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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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