佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 ゴールデンドーム ニューハーフショー 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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ゴールデンドーム ニューハーフショー


「こんなに退屈したのは久しぶり」
 久しぶりにバンコクでニューハーフショーを見てみた。払った金も900円くらいだからあまり文句も言えないが、こんなに退屈したショーをみたのは久しぶりだ。舞台装置は豪華で美しい、衣装も素晴らしい、出演しているニューハーフには何人かハッとするほど美人もいる。しかし、踊れない。立って歩いたり、ニコニコ口パクして、時々くるりと廻るだけ。その繰り返し!美貌に驚くのは最初の15秒だけなんだよ!これ、基本。ダンスの稽古をしなさい!基礎鍛錬しなさい。こういうショーにつきものの笑いどころも一人だけ。その、ひとりだけの、化け物顔で笑いの人、一人でボケも突っ込みもできない。技も同じで、2回目に出て来たときはシラケてしまった。全然ダメ。バンコクで5年ほど前に3本ほどニューハーフショーを見たのだが、中には面白い部分もあった様な記憶があるのだけれど、だいたいはつまらない。ショーとしてきちんと構成されていない。客が楽めるように作られていない。せっかく自前の劇場を持ち、一日に3回もショーをやるのなら、もう少し構成をきちんとし、出演者は美貌を磨くだけでなく、パフォーマーとしての最低限の技術を身につけてもらいたい。

 20年ほど前にTBSのバラエティ番組の関係で大阪の「ベティのマヨネーズ」というニューハーフのショーパブの、10年ほど前には、福×和也さんに連れて行ってもらって新宿5丁目の「白い部屋」でショーを見せてもらったが、もう日本の方が全然上、言葉とか文化の差の違いじゃないよ。圧倒的な差がある。出ているパフォーマーさんの美貌はタイが圧倒的に上。素材がいいんだから!負けていいのか?男だろ!
 2012年2月11日@ゴールデンドーム劇場 バンコク
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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