佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 2人の夫と私の事情 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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オリジナル脚本 サマセットモーム
演出 ケラリーノサンドロヴィッチ
出演 松たか子 渡辺徹 段田安則 新橋耐子 




 46分くらいの幕が3幕あって、途中に10分ほどの休憩が入った。妻の寝室、寒い客間、台所と各幕ごとに美術が替わり、その美術が素晴らしいのに嫉妬した。お金があったらできるのかなとも思ったけれど。
 松たか子の芝居はいろいろと見たけれど、これが一番良かったな。今までは「オケピ」『ラマンチャの男』と思っていたけれど、これが一番いいや。最初から異常なハイテンションで空気を作り、この戦争直後の異常なイギリスの話を現代につなげた。異常な話なのにスゴくリアルなのは、彼女のテンションのおかげだろう。渡辺徹や段田安則もホントにホントにスゴいなあ。徹さんとテレビをご一緒したなんて思えないくらいです。そして、新橋さんの面白いこと、可愛いこと、品格があるけれど、本質的にはどっか、ぐるりとヘンテコな役を見事に演じておられた。やはりテンションが高い。すごいなあ。
 休憩もいれると、3時間ちょいの長丁場、全く飽きませんでした。水野あやを始めとするその他の出演者もお見事!とにかくお見事です!9000円。納得。




2010年 @シアターコクーン
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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