佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 バナ学バトル★☆熱血スポ魂秋の大運動会!!!!! 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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バナナ学園純情乙女組


 「公的資金に頼らないでやるのなら僕はいいと思う。」
約50分の間、約50人の男女が踊り続けるという作品。客は全員がカッパを着る。それは、大量の水が客席にばらまかれる。物も飛んでくるからだ。嫌だったのは男子が口ぶ含んだ水を大量に何回も客席に向かって、その飛沫を掛けること。通路側に座った自分を恨んだ。阿鼻叫喚の世界とはこのことか。前に一度、招待で見せてもらったことがあり、今回はお金を払ってみてこの劇団についての自分の思いを決めたいし、僕の芝居に出てくれた女優や、出てくれる男優が出ていたから、でかけた。平日マチネで時間もあっていた。
 芝居ではないし、レビューでもない。新ジャンルではないが見せ物として「これはあり」だと思う。劇バカの今人さんのようなちゃんとした(30代?)ダンサーも楽しそうに暴れていたのが面白いし、若い俳優で面白そうな人は何人もいた。が、ちゃんとした台詞も見せ場もないので分からない。何しろ出演者全員が絶頂シーン続きで大変なのだ。息を切らして頑張っているのだ。そこにウソはない。だから、僕は嫌いではないが、これだけ好き勝手にやるのなら、公的資金を使わないでやって欲しい。もちろん自分で頑張ってスポンサーを見つけてやるのはいいのだが、何か、好き勝手、だけど、公的なものに頼るってのが違うと思う。そういう種類のものだ。
 それから、口に含んだ水を飛沫にするのは生理的に耐えられない。人づてに聞いたら、この劇団では良くあるらしい。そうか、それは辛くてもう無理だな。そう思ったわけである。2011年10月26日 池袋BIGTREETHEATER
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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