佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 ブロードウェイミュージカル ザナドゥ! 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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ブロードウェイミュージカル




 いったいこんな悪趣味な芝居を作ったのは誰なんだろうと、本チラシを見返してみたのだけれど、演出も振付けも出演者の名前も載っていない。トニー賞4部門ノミネートというけれど、ね。出演者の歌や踊りの腕は確かだった。しかしね、たった9人でやるミニミュージカルをあんなに大仰にやらなくても良いんじゃね。それに話がホントにふざけている。台本も酷いし美術もなってない。説明台詞を言って、好きですって言って、唄って。ヘンテコな神様が出て来てワイワイやって、俺も好きだって行って、なぜならって説明台詞があって、歌と踊りがあって、山ほどミラーボールが降りてくるのにキラキラしないで。80年代西海岸のゲイ文化ってこんなんだったんですよっていう感じの悪趣味ミュージカル。いやはや、ホントに。何だこれ!


2009年5月14日
赤坂ACTシアター

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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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