佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 ロロ「グレート、ワンダフル、ファンタスティック」 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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『グレート、ワンダフル、ファンタスティック』
作演出 三浦直之
出演 板橋駿谷 亀島一徳 篠崎大悟 望月綾乃 青木宏幸 多賀麻美 森本華 山崎明日香


 話題の劇団「ロロ」を観に行った。前作が評判で今回は不評が多い。観客に作品を受け入れてもらうことは本当に難しいものだ。いろいろの芝居へのオマージュに満ちた作品で、それはごった煮のようであり、遊園地のようでもある。ディズニーランドも、ナムコワンダーランドも、映画館も、ハイキングでの楽しみも、ゲームの楽しみも、球技大会の楽しみも。あれもこれも面白かったよねという芝居である。で、本人はブログやチラシでそういうものをやりたいと宣言しているのである。ところが観客は新しいものを見たいものだから、オマージュをもっと自分の中で消化して新しいものとして提出しないとだめなのである。
 表現したいもの、好きなものがきちんと明確になっていることは素晴らしいとも思うけれども。
 役者は魅力的だった。板橋、篠崎、望月を初めとして個々の役者が本当に良かった。

2011年2月9日@こまばアゴラ劇場
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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