佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 デンマーク王立歌劇場公演 トスカ 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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デンマーク王立歌劇場管弦楽団/合唱団
指揮 Giordano Bellincampi
演出 Peter Langdal
トスカ  Iréne Theorin
カラバドッシ Misha Didyk
スカルピア Per Høyer



 2005年に新しく立てられたコペンハーゲンのオペラハウスは近代的な北欧建築の推移を集めたもので、シドニーラーセン氏によるもの。何かシドニーのオペラハウスを思わせる奇抜なフォルム。しかし、人魚姫の像や王宮を海?運河向こうにみながらの好立地。ガラス主体の建築物の中に大きな木の球体があり、その中が舞台と客席になっている3階建て。まあ、馬蹄形に近い形のオペラハウスだった。このオペラハウスの建設費460億円はひとりの海運王が出したという。すげーなー。
 新しいだけに舞台機構も素晴らしいのだろう。今回のトスカは今までに見たトスカのなかで一番斬新な舞台デザインだった。奥行きのある舞台は5層くらいに別れていて、それぞれがゆがみ上下する。舞台上で起きている事態に併せて安定したり、歪ませてみたりという具合だ。しかし、初めてこのオペラを観る人には分かり難いかもなあと思う。まあ、設定場所は文言で説明されるのだけれど、それだけじゃああね。
 オケも歌手も立派な歌唱で、1700人の座席の隅々まで声は届いていた。スカルピア悪漢ぶりもいいし、トスカの情熱さも出ていた。カラバドッシも良かったスヨ。ほとばしるような色気や人間の情みたいなものは感じなかったけれど。良かったです。このオペラはホントに不滅だなあと思いました。そう普通にいい演奏だった。新国立劇場もこのくらいのレベルでやって欲しいと思いました。
 





オペラハウス(コペンハーゲン)
2008年5月13日

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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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