佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 パリオペラ座バレエ ライモンダ 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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グラズノフ作曲
ヌドレフヌレエフ振付
ケビンルードス指揮 ケルン交響楽団

オレリーデュポン ホセマルティヌス カールパケット エマニュエルホフ ほか出演



パリオペラ座を最初に観たのは高校生の時です。まだ、シルヴィギエムが登場する前で、マリアポントワが確か踊っていたと思います。僕の高校は都立富士高校。まあ一流進学高でした。そこに亡くなった大家政子さんが売れ残っているパリオペラ座の来日公演のチケットを大量にプレゼントしてくれて見たい人は無料で見られるというのでクラスメイトと40人くらいでジゼルを観に行ったのが最初です。何か奇麗だよなあという感じでした。それ以降、ホントに教養の一環の感じで、世界で一流とよばれるバレエ団の公演は見ましたが、美しさという点ではパリオペラ座に勝るものはないと思います。それは、衣装や美術、振付、そして、ダンサーそのもの自体もメチャクチャ奇麗なんです。女の美しさを極限まで引き出したって感じでしょうか。
 8年くらい前にガルニエで「白鳥」を見たときも、いやあ美しいなあという感じでした。日本でボリショイバレエ団(それもソビエト時代のグリゴローヴィッチが権力の中枢にいた時代)のそれは、哀しく美しくって感じだし、シルビイギエムが絶頂のころのロイヤルバレエ団の来日公演のそれも美しいなあとは思ったけれど、パリオペラ座のそれには叶わないって感じでした。
 ライモンダは初見。有名だけどなかなか見られない作品でして、せっかくなので並んでみました。ところがオペラ座はホントに馬蹄形でボックス席の2列目以降だとホントに見難いんです。2階席で舞台にはほど近いのですが、ホント座っていると半分くらいしか見えないので、最初の2幕は立ちっぱなし。3幕は同じボックスの親子づれが帰ったのでゆっくり見られましたが、ホントにこれもキレイで楽しく女の子が見たら喜ぶこと間違いなしだなあと思ってみてました。
 そして、オレリーデュポンの美しいこと、華やかなこと、優美なこと。うーーーん、バレエファンになってしまいそう。そんな感じの彼女でした。
 しかし、同時期にほぼ毎日、ガルニエとバスチーユで公演やっているので、こちらのオケはケルン交響楽団だそうです。でも良かったですよ。終わってキャスト表みるまで気がつかなかった。
 まあ、僕があれこれいうのも何なんで皆さん画像で見て下さい。特設サイトはきっと期限がくるとなくなってしまうと思うので早めに。youtubeの方はきっと古い映像ですが、パリオペラ座であり、美術などは一緒ですが画像が暗く良さが伝わるか…。まあ、どうぞ。


フランス3のライモンダ特設サイト 美しい映像が山ほど


画像が暗く素晴らしい舞台装置は分かり難いかもしれませんが…
2008年12月23日
パリオペラ座ガルニエ(パリ)
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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