佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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サイモンラトル指揮
ベルリオーズ作曲 宗教裁判官
シューマン作曲 交響曲3番&4番 



 パリの滞在で楽しみにしていた演奏会。パリで管弦楽を聴くのは初めてだ。それも伝説の劇場。シャンゼリゼ劇場。あの春の祭典の初演の劇場だ。20世紀初頭のパリでストラビンスキーのその現代の息吹あふれた作品は聴衆の強烈な拒否反応を受けたという。その劇場も楽しみ。もはやベルリンフィルのシェフとして以外は日本ではなかなかきけないであろうサイモンらトルの指揮。それも、シューマンの交響曲をやるというのも。
 先ずは劇場の感想から。音がデッドで残響がほとんどなくオケのざらざら感ばかりが目立ってしまった。日本、特に東京のコンサートホールは世界でも指折りの名ホールなんだなあと改めて感じた。こんな酷い音響のホールでパリの人たちは演奏をきくのかと思うと本当に可哀想だ。
 シューマンに先立て短いベルリオーズの管弦楽が演奏されたが、これがサイモンラトルの指揮する管弦楽団なのかと愕然としたくらい。第一バイオリンはバラバラだし、管のバランスも良くない。でも、それはオケというよりもホールが悪く、お互いのハーモニーを作るのに必要な曲と時間だったのだ。
 シューマンに入ってからはオケの調子も上がり、よい演奏会になったとは思う。しかし、サイモンラトルは丁寧に音楽作りをするのだが、1990年ごろ、ミュンヘンフィルがチェリビダッケとともに来日した時にきかせたシューマンの交響曲の面白さを凌駕するものではなかったなあ。まあ、シューマンの交響曲を楽しくきかせてくれたというだけでも嬉しいし、先日の日本でのブラームスの交響曲全曲を聴かせてくれて、ラトルの技量というのも良く分かった感じで。まあ、そんな感じ。
 この夜のベルリオーズはなかったことにしてあげたい。


エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団
1986年、イギリス古楽器界の精鋭たちが協同で出資し、自主運営のオーケストラとしてエイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団(OAE)を結成。結成後たちまち頭角を表わし、さらに1992年、フランス・ブリュッヘンとサー・サイモン・ラトルを客演常任指揮者に迎え新たな栄光への道を歩み始める。ブリュッヘンとラトルは、ともにOAEの方向性を「古楽器が作られたその時代の正統性と、我々が生きる現代における価値を結合させること」と定義している。それは国際的な指揮者たち-マッケラス、ノリントン、クリスティ等-と頻繁に共演することによって更に堅固なものとなるほか、また古楽器ではあまり聴かれないロマン派の作品を演奏することからも象徴される。OAEはロイヤル・フェスティバル・ホールのアソシエート・オーケストラと、ブリスドルのセイント・ジョージ・ホールのレジデント・オーケストラを務めるほか、1989年ラトル指揮による「フィガロの結婚」に招かれて以来、グラインドボーンでも定期的に演奏を重ねている。バーミンガムのシンフォニー・ホール、パリのシテ・ドゥ・ラ・ミュージック、ニューヨークのリンカーン・センターでも定期的に活動を行なう。ツアーはすでに17カ国を越え、2002年初頭にはパリ・シャトレ劇場にてクリスティ指揮「ロデリンダ」を、さらにラトル指揮で「フィデリオ」を上演。1999年のザルツブルグ音楽祭では、ラトル指揮によりラモーの「ボレアード」を演奏し話題となった。(他のサイトより引用)

シャンゼリゼ劇場(パリ)
2008年12月22日

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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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