佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 ダークナイト 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン
出演者 クリスチャン・ベール マイケル・ケイン ヒース・レジャー ゲイリー・オールドマン
アーロン・エッカート マギー・ギレンホール モーガン・フリーマン


バットマンは子どもの頃に楽しんでみていたテレビ番組だった。素直にアメリカに憧れたひとつのきっかけを作ってくれた楽しい番組だった。映画になって6本目の作品だというが、どの作品もゴッサムシティは重く暗く、バットマンも常に悩みを抱える。今回の作品も、重く暗い低音が作品全体に流れ、画面は暗く湿っているようである。善悪といったものを越えた人間の深い原罪に迫っているようである。だから、ヒースレンジャー演じるジョーカーも、クリスチャンベールにそれに付き添うマイケルケインも暗い。この作品は、ダークナイト。暗い夜ではなく、騎士なのだ。私は暗い騎士ではなく、黒い騎士と訳したい。素晴らしい演技、美術、演出、脚本があるが、ワーグナーを聴くような重さがある作品だ。しかし、何でロビンは出て来ないんだろう。








2008年12月16日
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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