佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 最近観た映画、140字評 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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ポールグリーングラス監督「グリーンゾーン」鑑賞。
「ボーン」シリーズの脚本と映像手法を用いて大量破壊兵器を探す米軍兵士の話。映像美と知的刺激の第一級スリラーアクション・エンタティメント映画。マットディモン好演。不信感が映像になってる。90点 2011年6月15日



ウディアレン監督「人生万歳!」whatever works 鑑賞。
久しぶりのニューヨークを舞台にしたロマンティックコメディは見るからに低予算映画。でも、ちょっと歪んだ僕の心もストレッチしてくれるウディ作品はどうしても高い評価にしがち。75点 2011年6月14日

ティムバートンの「アリスインワンダーランド」鑑賞。

天才とはこういう人に贈られる称号だと改めて感じた。有名な話は深く掘り下げられ、次々と繰り出される映像は映画芸術の究極にある。全てはティムの確固なイメージによって生み出されている。必見 99点 2011年6月13日

「マイレージ、マイライフ」up in the air 鑑賞。
リストラ請負い会社の男を演じるGクルーニーの選ぶ作品はいい作品が多いな。いい作品なのだがグサリと来ない。素晴らしいのはカメラ。特に空中からのアメリカ各都市の映像は素晴らしい。70点 2011年6月12日

ジョナサンデミ作品と思ってた「スパイダーマン」シリーズ。「スパイダーマン3」鑑賞。「死霊のはらわた」のサムライミ監督作品だった!3作観てその素晴らしさに驚愕。エンタティメントに徹しながら深く、映像は詩的で、遊びもある。必見のシリーズ。借りるのではなく買うべきフィルム。70点 2011年6月11日

デンゼルワシントン主演「アンストッパブル」。

結末は誰にも分かる娯楽作。この作品が好きでないのは、作り方が下品なとこ。感動を作る為の説明台詞が要らない。別居夫婦を出すとか、リストラ宣告されたベテランの話とか。カット割が台詞を話す人のアップ、外から移動カメラ、リアクション、アップ、暴走列車と2秒ごとくらいに目まぐるしく変わるのが、何かね。そうやって緊張感作れると思ってんのかよ。まあ、飽きないけどね。一度でいい。50点 2011年6月7日

「シャッターアイランド」鑑賞

スコセッシ+ディカプリオは、時々やらかしてしまうが、まさにそれ。謎は開始15分で予想できる。どんでん返しも何もない。スコセッシのちょいクレイジーな頭の中を覗けるだけの映画。観なくていいです。35点。2011年6月5日

フェイスブックの開発者たちを描いた「ソーシャルネットワーク」鑑賞。
へ〜はあってもそれだけ。デビッドフィンチャーはこの革命を余りにも古典的な手法で撮った。「ホワイトハウス」ソーキンの台本が問題。フェイスブックは歴史に残ることだろうがこの映画は来年には忘れら去られるだろう。65点 2011年6月4日


小津安二郎「浮草」
観終わった!さすが小津。面白かった。そして、他の松竹の作品と違って男女の情愛、エロが前面に出てきて、すごく新鮮。もちろん小津節だし、親子の話なんかも出てくるんだけれども、男女の情愛を軸に描いているからまた違って見える。京マチコがエロい。杉村春子が出色。川口浩若い! 点数つけられない!
5月31日

ダウト〜偽りの代償〜BEYOND A REASONABLE DOUBT
 ピーターハイアムズ監督 鑑賞。なかなか良くできた作品でした。社会派というよりミステリー。70点 ツタヤだと準新作扱いです。2011年5月28日

バリーロビンソン監督の「トラブルインハリウッド」What Just Happened鑑賞。

ロバートデニーロが久しぶりに狂ってないまともな役をやっていた。映画製作のドタバタコメディ。こういうのは気軽に観れて楽しい。65点 2011年5月26日
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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