佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 映画「ミルク」 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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監督 ガス・ヴァン・サント
脚本 ダスティン・ランス・ブラック
出演者 ショーン・ペン エミール・ハーシュ ジョシュ・ブローリン

「ひとりの人間を通して見えてくるものが大きい傑作」
 ゲイの活動家の生涯を描いた作品である。作品は、先ずその歴史的な意味合いを記しているわけだが、作品はそこにとどまらない。人間の弱さ強さ、人生の意味合いまでも描いていく。それは、決して押し付けがましいものはないし、僕がそう受け取ったのかもしれないが、一人の人間と廻りの人間を丁寧に描いていくと、そういう映画ができるのだと思った。脚本部門でオスカーを受賞しただけに見事であるが、撮影や70年代の西海岸の美術が見事である。
 実在の登場人物であるハーヴェイミルクのことを知るだけでなく70年代の西海岸、その美術を見せてもらいながら、鑑賞者それぞれの人生を見つめ直す事が出来る。1粒で二度美味しいだけでなく、三度も四度も美味しい映画だ。
 ショーンペンは自らの人生哲学をもってこの作品に挑んでいる。その姿は搭乗人物のハーベィミルクに共通するものがある。だから、脚本以上の見事なものが生まれる。ハリウッドはこういう作品を未だに生みだしている事を忘れてはならない。
 しかし、ガスヴァンサント。素晴らしい。2012年3月11日
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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