佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 メンフィス 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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時は人種差別が色濃く残る1950年代、黒人でにぎわうスモーキーなアンダーグラウンドクラブでのこと、ヒューイ・カルホーンという白人DJの青年は、黒人音楽であったロックンロールや黒人シンガーの感動的な歌声に心を奪われる。Memphis は、白人の若者が魂を揺るがす黒人音楽と出会い、そして新たな音楽スタイルが生まれるという、音楽文化の革命を描くオリジナル作品。



「ウェルメイド!ブロードウェイ新作ミュージカルのお手本」
白人青年がリスクを冒し愛するブラックミュージックを広め、黒人女性歌手と愛するようになる話。分かりやすい。ゴスペル、ブルース、ロックなどなど音楽が多彩。そして、歌も踊りもうまい黒人系キャストが大挙出演で、歌もダンスも迫力満点な上に「サムディ」などいい曲もある。美術も豪華でブロードウェイ的ゴージャス感もある。白人の観客も白人青年に感情移入さえしてしまえばいいわけで、見ている人が誰も正義感にあふれた気持ちになれる。大変うまくできた作品でなるほど2010年のトニー賞をベストミュージカル賞も含め9部門で受賞したのはうなずける。
 ただね、周りにこのような青年がいたら、通常の組織なら迷惑だよなあと思います。彼のやっていることは正しいのだが、彼を推した人に迷惑と裏切りありまくりじゃん!などと見ることもできます。きっと本当にそういう人が自分の周りにいたら、誰もに嫌がられるでしょうが、それは舞台上での話。誰もが共感するのです。うまくできたファンタジーでもあるのでしょう。ブロードウェイで4本くらいはミュージカルを見たいという人にオススメします。
2012年4月7日@ブロードウェイ シューベルト劇場
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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