佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 Disney's Newies ニュージーズ 新聞配達! 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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作曲/Alan Menken 作詞/Jack Feldman
脚本/Harvey Fierstein 演出/Harvey Fierstein 振付/Christopher Gattelli



「日本で上演するのならジャニーズで」
 とにかく10代から20代の若手俳優が山ほど出ていて、アクロバットのたくさんある激しいダンスを踊っている。歌もたくさんあるし、舞台の小道具セットのセッティングなどもどんどん使われていてディズニー厳しいなあと思ってみていた。主役の青年の靴ひもが緩かったらしくちょっと躓き、歌いながら直していたり、新聞紙を破ってそのうえで踊るシーンなど新聞がどうしても残る。その上にダンサーが足を乗せたら滑って最後である。ひやひやしながらも見ていた。プログラムでは悪役の新聞王はピューリッアー賞のピューリツアーになっているが芝居上では名前をあまり言わないように要らない配慮もあったりした。
 話は映画版を基礎にしているが、話を絞り込み、出演者を絞り込む工夫が随所にされていて、楽曲も映画ではなかった曲も入ったオリジナルな作品となっていた。例えば新聞記者役を男から女に変え、主役ジャックの彼女となるようにしたといったことなどだ。
 日本でやるなら、東宝や四季などが買い取らずに、ジャニーズがそのまま買い取って自らのプロダクションでやるのが唯一の方法だと思った。アクロバットができて踊れる若い男の俳優が20人以上必要で、それも、ジャニーズプロダクションにとっては、歌とダンス、演技の実践の場として通常のレビュー系のものだけでは対応できない厳しい乗り越えなくてはならない山が山ほどあるし、主役は20代後半~30代でよく、短いながらの多くの出演者に芝居どころがあり、歌も歌えるといったことからも向いているのではないかと思った。



2012年4月@ニューヨークブロードウェイ ネダーランダー劇場 Nederlander
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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