佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 劇団コーヒー牛乳 ジプシー 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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作演出 柿ノ木タケヲ
出演  石黒圭一郎、鈴木ハルニ、伊藤今人、渡辺穀、玲奈、片桐はづき、遠山晶司、小堀紗矢香、岡田一博 ほか



 劇団コーヒー牛乳は2回めの観劇だ。そして、1回目は苦手だった。1年と少し前に見た作品だった。http://palove.blog.shinobi.jp/Entry/100/ 僕は相変わらず辛辣に書いているのだが、今回なぜか気になってもう一度見ることに。今回は前回よりも脚本は荒削りで完成度は高くないと思ったけれども、作品の魅力は遥かにあったように思う。ひとつひとつのことが有機的につながり、どんどんかぶさって行く。個々の登場人物の役割がはっきりしていて分かりやすい。それは俳優の力で、舞台は結局役者のものだとつくづく思ってしまうのだ。石黒圭一郎のもつ独特の間合いはいったいなんだろう。あのキレはすごい。鈴木ハルニのヤリきりぶりもすごい。玲奈は見せ場は少ないがひたすらラテンで魅力的。小堀、片桐は達者に演じ、遠山、岡田は自分の居場所を決して忘れない。伊藤のダンスも見ていて楽しく、他の出演者にもそういうことはいえて、何か楽しく2時間過ぎていた。

 新宿シアターモリエール
 2009年7月14日
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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