佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 東京オレンジ L&LLive the Live 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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東京オレンジ
構成・演出 横山仁一
出演 清水宏 今林久弥 佐藤拓之 絹川友梨 ほか



大変面白かった。即興の魅力が詰まっている2時間20分。癖になりそうです。ポツドールなどで観客は生なドキュメント的な面白さに気がついた。そうなのだ。ライブなのだから作られたものではなく、常にそこで生まれていなくてはいけない。きちんと作られた芝居であっても、そこで毎日何かか生まれているものを求めるものなのだ。それがここにはある。それも名うての役者がそれまで何年、十数年かけて培ったものを瞬間的に選択して舞台にあげて勝負する。そこには、個々のパーソナリティも生の技術力もセンスもでるものなのだ。井上奈美は可愛いしキレイだ。それに女の嫌な部分を出したり隠したりでやるからたまらない。それは吉井俊哉にも言えてフリーでここまで生き残って来てるのも分かるなあ。今林、佐藤の双数二人が上手いのは分かっている。そして、清水宏。やはりこの人は天才だ。この即興芝居でも見せ物としてきちんと成立させ観客に満足してもらおうとしている。ホントの座長だ。見ていて泣けて来た。

2009年7月26日
駅前劇場
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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