佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 夏木マリ 印象派 私たちの赤ずきん 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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演出/出演 夏木マリ 
振付 井手茂太 ほか

 チケット代9000円。1時間20分。今まで見なくちゃと思っていたのだけれど初めて見る機会をもらった。ありがたい。会場の雰囲気がいつもの劇場と違う。それぞれの公演に集まる人々はいつも違う。今日は何だろ。でも、明らかに業界の人、ファッション系の人、ダンスの人、モデル系の人、仕事関係の人、ゲイの人、レズ系の人、ドラッグクイーンなどなど、通常の劇場ではあまりいない人たちがいて、それを見るのも面白かった。何しろ会場に入ったら客電が真っ赤。ここは怪しげな飲み屋か!って感じの雰囲気。
 そして、感想をひと言でいうと、カールラガーフェルド!悪食、悪趣味の魅力って奴でした。8人の女性パフォーマーが夏木さん以外に出ているのであります。しかし、女性的なものをすごく剥ぎ取られている人もいて、激しい化粧もあって何か良く分からない。そこに夏木さんがたびたび出てくるのでありますが、マクベス夫人の狂気のようであり、近代能楽集の卒塔婆小町に出てくる老女のようであったり、ランメルモールのルチアの狂乱の場のようであったりで。もう、見ている僕に女性の魅力をみせてくれない。裏の部分とかそういうのばっかって感じで。
 しかし、これが夏木マリさんの印象であり、それを具現化したものであるのだろう。それは透徹されていた。それがカールラガーフェルドの洋服を初めて見たときの印象と同じだった。こんな変態じみた服誰が切るんだ。カールラガーフェルドの姿を見て、何て悪趣味を透徹しているんだ!でも、それがこの人の趣味なんだよな。それとおんなじ印象。ここまでやるか!って感じの。
 


2009年4月4日
世田谷パブリックシアター
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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