佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 東京セレソンデラックス 夕 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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作/演出 サタケミキオ
出演 永井大 宅間孝行 ほか



 観客で満杯の劇場だった。前売り券は完売の上、通路にもぎっしり観客が入っている。シアターサンモールのお芝居でこれほど大入りだった芝居は見たことがない。それも東京だけで30ステージもやるのだ。きっと7000人を超える動員があるのだろう。これほどお客を呼べる劇団っていうのは東京でも数少ない。しかし、なぜか東京の演劇界であまり注目されていないのも事実だ。
 台本は良く練られていた。観客も笑い泣きカーテンコールの拍手も本物だった。
これは好みなのだろうが、僕は苦手な芝居だった。ひとつは人物の描き方。ブスな女の子と奇麗な女の子の描き方が嫌いだった。ブスな女の子は二人出てきて、デンスケ、いなかっぺ大将みたいなメイクをさせる。話し方も下品で、セックスをしたくてたまらない。人前で胸を何分もまさぐり踊る。比較して美人な女の子は性格も良くまっすぐ生きている。徹底的な描き分けだ。ブスはこういうものだろうと、これでもか!とやるのが、ちょい苦手。
 出てくる男子はどうくまんの「嗚呼!花の応援団」のようだった。喧嘩の強い不良は格好良く、頭のいい男子は、醜くてアニメ好きのオタクで、頭がいい以外は何の取り柄もないって感じに描く。苦手だ。最後に思いを伝えられなかった男の骨壺に、切々と思いを吐露するヒロイン。骨壺を納骨式に忘れ、それを部屋から運んだ家族が経営する食堂に放りっぱなしで出て行ってしまうのだ。おい!待てよって感じだ。普通は遺影に話すんじゃないの、そういうのってさあ。別に骨壺じゃなくていいんじゃないのって思ってしまうんです。それも終幕に急に死んでいるんだよなあ。

2008年7月6日
シアターサンモール
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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