佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 RAINMAN 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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テリージョンソン演出
ジョシュハートネット アダムゴッドリー ほか出演






 ダスティンホフマンとトムクルーズ出演の傑作映画「レインマン」の舞台化だ。「ブラックホークダウン」「パールハーバー」「ラッキーセブン」「ハリウッド的殺人事件」。ハリウッドの売れっ子二枚目のジョシュハートネットが舞台に挑戦。ニューヨークでやって酷評されるのが怖いからロンドンでやったのかなあと思うくらい芝居が単調だった。もう、思い詰めて怒る。その繰り返し。トムクルーズのように、怒りや焦りが増して行ったり、とか変化がない。ワンパターン。映画俳優は怖いなあと思った。
 その点、ダスティン役のゴッドリーは、ホントに面白く上手かった。近作は映画版の「Xファイル」、「チャーリーとチョコレート工場」では、ジョニーデップと渡り合った実力派だ。「I
dont know」という台詞を100回くらいいうのだが、全部違って聞こえる。気持ちが込めらる。芝居は終始アダムゴッドリーがリードし、お客さんも途中からアダムのことを見るのである。台本がいいので、面白かった。しかし、ジョシュのもっているカリスマ性というかスター性には叶わない。お客さんの多くはジョシュハートネットを観に来た女性ばかりで、ジョシュのラブシーン、特に上半身裸になったりすると、もうキャーキャーいい、写真を取るのである。何だこれ?と思うくらい。芝居中は写真撮るな。ちなみに半額チケットで見ました。



稽古場より
2008年12月16日
アポロ劇場(ロンドン)
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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