佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 NHK交響楽団2013年1月定期 デビッドジンマン指揮 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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デビッドジンマン指揮


Cプロ マーラー/交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」
2013年1月12日@NHKホール
Bプロ ブゾーニ/悲しき子守歌~母の棺に寄せる男の子守歌 作品42
   シェーンベルク/浄められた夜 作品4
   ブラームス/ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
          ピアノ:エレーヌ・グリモー
2013年1月17日@サントリーホール



ジンマンはじんわりとN響を引き上げた。
ジンマンといえば、多くの人と同じ様に彼が90年代に録音したベートーベンの交響曲全集(これは新興レコード会社のもので全集なのに3000円くらいだった)の清新な演奏で注目した。N響との共演をきくのも今回が初めて。N響はとにかく巧い。Cプロのマーラーの7番はあまり演奏されない曲だ。マーラーの分裂気味な精神をそのまま現れた作品だ。これをしっかりと聞かせてくれた。
Bプロでは、ブゾーニの美しい世界を、シェーンベルグの名曲。このふたつの室内楽的な作品が逸品だった。これで合奏の基礎がさらに強まったからか、後半のブラームスの響きは圧倒的でグリモーがどうやろうと確固たる世界がオケから表出されお見事。N響といえばサバリッシュ時代のドイツものが忘れがたい人もいるだろうが、申し訳ないがこう言いたい。あの頃より、今のN響の方がすごい。ただ、今回の演奏でジンマンとはこういう指揮者だというものまでは僕には見えなかった。でもこれだけは言える。普段からスゴいN響であるが、じんわりとその力腕を上に引き上げた。60点から70点になるのは割と楽なものだが、95点から96点にあげるのは血みどろの努力がいるものだ。
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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