佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 遠い夏のゴッホ 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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作演出/西田シャトナー
出演/松山ケンイチ/美波/筒井道隆/吉沢悠/手塚とおる・竹下宏太郎 福田転球 細貝圭 
彩乃かなみ 小松利昌 保村大和/石川禅/田口トモロヲ/安蘭けい



舞台でしか見ることのできない舞台。
 物凄い顔ぶれである。2時間45分のラブストーリーである。パワーマイムの手法も取りながらも西田シャトナーは、いつもの彼の手法だけに頼ること無くゼロベースで芝居作りに取り組んだ。大したものである。西田のいつもの舞台と共通するキーワードは舞台でしか表現できないもの。衣装や音楽、美術、照明などの力は借りながらも、やはり西田の舞台は素舞台の延長上でしかない。だから、俳優陣は舞台にその世界を自ら表出させなくてはならない。世界観がでかく深いから、その取り組み方はスゴかった。さて話題の松山ケンイチは初舞台をこの布陣で、こうした映像のアクティングとはいろんな部分で大きく違う世界に取り組んだわけで大したものである。もちろんスターであるから、それなりの輝きはあるのであるが、やはり名うての役者に比べると見劣りする部分もある。しかし、この作品のセミの幼虫が脱皮していくように、この舞台を通して、多くの観客の前で演じることによって脱皮して行くのである。
 舞台にお客が入らない時代に演劇人が必死に演劇の魅力を多くの観客にプレゼンテーションしている。演劇も脱皮しなくては行けない部分が多いのである。
2013年2月2日(公開ゲネプロ)@赤坂ACTシアター
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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