佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 ポリーニ ショパンコンサート 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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マウリツィオポリーニ コンサート
オールショパンプログラム
2つの夜想曲/24の前奏曲/バラード1番/スケルツォ1番/12の練習曲/アンコールは革命の練習曲ほか3曲

このプログラムとほぼ同じものを日本でもやっているはずで、ビデオの曲は当日冒頭で弾かれた夜想曲の2曲目。ポリーニの演奏は20年以上も聞いている。東京でもロンドンでもニューヨークでもきいてきた。若い頃の磨かれた音の洪水から、近年は枯れてきて円熟な感じがしてきた。きっとポリーニは円熟しないのだと信じていた若い頃の僕の予想は見事にはずれた。老いるということはそういうことなのだ。この日は日曜の午後にカネーギーホール満杯の客。それでも足りなくて舞台上に120席あまりの客席を作ったくらい。当代一のピアニストの演奏をききにきたわけだ。
 後半になると若い頃の演奏に近くなったように感じた。特に練習曲はドライブ感と音に磨きを書けていく若い頃のポリーニのようだった。一度、NHKホールの最前列のど真ん中でヴェートーヴェンの熱情などのピアノソナタの夕べをきいたことがあるのだがうんうん唸りながら、弾いている姿が忘れられない。高校生の時に同級生の国平君とよくポリーニの真似をしたものだ。顔をぐしゃぐしゃにして弾くのが特長だったのだ。もうそんなことはないのだけれど、あの唸りはいまだ健在なのかな。
 カーネギーホール、最近はおとなしい。昔は本当にきらびやかなプログラムばかりだったけれど、最近は聞きたいものがほとんどない。ニューヨークでカーネギーホールに来るのって何年ぶりだろ?前にきたのは昼間に若い楽団にマイケルティルトーマスが教えるっていう奴で小さなホールだった。それをのぞくと10年以上前なのかもしれないなあ。
 カラヤン/ウィーンフィル。ショルティ/ウィーンフィル。内田光子/クリーブランド管弦楽団。フィッシャーディスカウ/シノーボリ/フィラディルフィア管弦楽団。ポリーニ/アバド/ヨーロッパ室内管…。スゴかったなあ前は。。。。



2010年4月18日 カーネギーホール(ニューヨーク)
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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