佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 ウーマンインブラック 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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演出
出演 斎藤晴彦 上川隆也



 ゴシックホラーの二人芝居の傑作としてロンドンで20年近く上演され、日本でも斎藤晴彦さんが初演から演じ続ける人気演目。拝見しました。拝見したのですが、なぜか僕はこれミュージカルだとカンチガイしていたのです。そういうモードで行ってしまったのですから、拍子抜けして何かはぐらかされた感じで。斎藤晴彦さんはメチャクチャ抑制の利いた演技でみせてくれます。私は俳優ではありません!と言い続けるのに俳優になっていくギアチェンジの入れ方などがとてもスゴく!今年は放浪記で渋い演技を拝見し、こちらも代表作だから見ておきたいと拝見したのですが…。僕的にはやはり黒テントでの斎藤さんが一番いいなあと思った次第。
 作品はきっと面白いのだと思うのですが、今日は何か疲れきっていて二幕などは退屈してしまうときも。いつかもう一度きちんと見たい作品となってしまいました。


PARCO劇場
2008年8月17日
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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