佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 モダンスイマーズ 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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ロマンサー
作・演出◇蓬莱竜太
出演◇古山憲太郎 小椋毅 西條義将 佐藤めぐみ 石田えり
「連鎖スル命。連鎖スル宿命。」を背負いながら、前のめりで生きる人間たちを描くということです。

 「役者の演技がすごかった」
 松永玲子と石田えり。この二人の女優対決を面白く観た。そして、千葉哲也の旨いこと。うまいこと。台詞廻しもちょっとした視線の送り方も、身体から発散される空気すべてが超一流だ。松永玲子のテンションの高さは日本だけでとどめておくのは本当に勿体ないなあと思った。
 芝居自体は好きなものではなかった。テンポは遅いというよりも重たい。人間関係は深めていくというよりもとどまり繰り返す。冒頭から、その会話はいわゆる芝居の台詞じゃね?とか思ったほど。それはありえない!とか思ってしまって、苦手な作品だと思った。
 正直、中野ザ・ポケットでやっていた頃の作品の方が圧倒的に好きだな。
 でもモダンスイマーズの俳優は今の方が圧倒的にいい。例えば古山憲太郎とかは、双数姉妹でテロリストの役をやっていたころから存在感があると思っていたが、芝居もうまくなったし、あの千葉哲也にもひかない。スゴい。
 まあ、これだけ作品への感想を直接表明するのも、蓬萊君は既に岸田戯曲賞ももらって世間の評価が物凄く高いからだ。羨ましいですな、若くて好きなことできて。2012年2月27日(月)@シアタートラム
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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