佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 クリスチャンツイメルマン ピアノリサイタル 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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ドビュッシー:版画
 1.パゴダ 2.グラナダの夕べ 3.雨の庭
Debussy: Estampes: 1. Pagodes 2. La soirée dans Grenade 3. Jardins sous la pluie

ドビュッシー:前奏曲集 第1集 より
 2.帆 12.吟遊詩人 6.雪の上の足跡 8.亜麻色の髪の乙女
 10.沈める寺  7.西風の見たもの
Debussy: Préludes 1 (Selection)
2. Voiles 12. Minstrels 6. Des pas sur la neige  
8. La fille aux cheveux de lin 10. La cathédrale engloutie
7. Ce qu'a vu le vent d'ouest

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シマノフスキ:3 つの前奏曲(「9つの前奏曲 作品1」より)
Szymanowski: 3 Preludes from op.1

ブラームス:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰へ短調 作品 2
Brahms: Piano Sonata No.2 F sharp minor Op.2



ステージマナーもアーチスト評価のポイントとなる。
 ポーランド出身のツイメルマンは、今後30年というスケールで考えたときに巨匠中の巨匠として世界の音楽界に君臨する可能性の強いピアニストの筆頭である。音楽に向い合う姿勢も造形も技術的な充実も見事であるからだ。
 今回の演奏会ではドビッシーなどの演奏は古いフレスコ画の修復後のような明るい演奏で印象派の明るい光に溢れた絵画をみているようである。一方でブラームスの難曲を見事な造形の中で創り上げて行くのも見事である。
 しかし、今回はステージマナーが不思議だった。コンサートは観客と創り上げて行くものでその時に観客の集中を切らす様なステージマナーは不要だと思うのだ。リラックスして聴くプログラムではないのだから。ツイメルマンが、ちょっと精神的にハイになっているのではないかと思う様な感じだった。両手をパバロッティのように拡げて拍手を受けたり、咳を何回もして笑いを誘ったり。ホントに良くわからなかった。また料金が16000円というのは高すぎないか。高い上に首都圏でほぼ同じプログラムで何回も演奏会があるので客席がガラガラである。これも演奏会の集中力を上げるのにマイナスに作用した様に思う。この数回のツイメルマンの演奏会の中ではもっとも印象の悪いものになった。

2012年12月4日@サントリーホール
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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