佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 シャルルデュトワ/N響 2012年12月定期 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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Aプロ
 ストラヴィンスキー/夜鳴きうぐいす 
 ラベル/子供の魔法 演奏会形式 
2012年12月2日@NHKホール


Cプロ:
 ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」
 リスト/ピアノ協奏曲第2番(ルイ・ロルティ)
 レスピーギ/ローマ三部作 ローマの祭り、噴水、松
2012年12月8日@NHKホール

デュトワの要求に見事に応えるN響
20年以上前にアムステルダムでデュトワとコンセルトヘボウ管で子供の魔法を聞いたことがあるが、どんな作品なのかも良くわからず面白さも感じなかったが、今回の演奏ではこのユーモアに溢れたこの作品の本質が伝わる見事な演奏で、N響は世界でもトップクラスの高度な演奏を披露した。夜鳴きうぐいすも含めて独唱者も見事で声の魅力もたっぷり溢れていてこれを定期演奏会で聞ける幸せを感じた。さらに、Cプロは協奏曲のソリストのロルティの演奏に色彩感が乏しく、見事に演奏して行くN響の魅力と比較すると残念と思ってしまった。ローマの3部作は目くるめく管弦楽の面白さを会場にいる誰にでも分かる様に伝えた。デュトワの十八番であるが、彼のやりたいように表現できる様になったN響は見事である。12月はデュトワを聞く月。来年も楽しみだ。
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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