佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 マリスヤンソンス指揮 バイエルン放送響 来日演奏会 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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ベートーベン交響曲第4番&第3番「英雄」


 さすがヤンソンス。立派な演奏であった
 マリスヤンソンスは70歳以下の指揮者の中でもっとも素晴らしい指揮者のひとりである。その音楽はオーソドックスで王道である。バイエルン放送交響楽団もクライバーやマゼールなどと何回も日本に来日しているドイツを代表するオーケストラである。
 今宵も期待に違わぬ演奏だったのだが、最近の日本のオケの充実、先日のバンベルグの名演もあってハードルは天国くらいに高くなっていたのかもしれない。
 第4番交響曲の縦がちょこっとずれたりするのが妙に気になる。例えば第二バイオリンのピチカートがもっと合って欲しいと思ってしまう。第一バイオリンはコンマスさんの音ばかりが聞こえすぎではないかと思ったりもする。
 第3番では、素晴らしい合奏力で聞かせてくれた。それは見事な立派な演奏だった。
 でも何だろう。自分の心を打ち抜く様な感動を覚えることはなかった。
 何でか分からない。自分がもはや立派な演奏を求めていないからかもしれない。
 映像収録もされていたので、ぜひ皆さんもその演奏を確認して頂きたい。
2012年11月26日@サントリーホール
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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