佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2013年4月27日@東京芸術劇場コンサートホール
PR
三谷幸喜 作演出



2013年4月27日@東京芸術劇場
セミヨンビシュコフ指揮 NHK交響楽団定期演奏会

Bプロ デュビュニヨン作曲 2台のピアノと二つのオーケストラのための協奏曲「バトルフィールド」
    ソリスト;ラベック姉妹
    ベルリオーズ作曲 幻想交響曲
Cプロ ヴェルディ作曲 レクイエム



2013年4月20日@NHKホール(Cプロ)
2013年4月25日@サントリーホール(Bプロ)




ピーターウンジャン指揮 ヴィクトリアムローヴァ(バイオリン)
Aプロ
ショスタコーヴィッチ作曲 バイオリン協奏曲第1番
ラフマニノフ作曲 交響曲第2番

ちょっとお疲れ?今日のメインはムローヴァに
初めて聞くウンジャン。分かりやすい指揮をするのだが、どうもN響の覇気がない。悪い演奏ではないのだが、きっと先週の「マイスタージンガー」の2回の演奏で疲れているのではと思ってしまうくらい。だからウンジャンの評価は次の機会に。ムローヴァは静謐な演奏。あの不協和音も多く混ざる音楽にきわめて真書面に立ち向かい音の純粋な美しさを引き出したと思う。ということで、今日はN響初登場のムローヴぁが持っていた感じ。

2013年4月13日@NHKホール


今年、最も必見の展示。ベーコン回顧展
ベーコンは1992年に亡くなった20世紀を代表する画家であるが独特のフォルムの崩し方はそれ以前のどの画家とも断絶した個性をもっていると思う。この展覧会では1949年から晩年までを30数点の傑作、ベーコンの全容を概観するのにまさにうってつけの作品群で構成されている。見事な企画だ。数もとてもいい。多すぎない。そして、3作で構成される3幅対、スフィンクス、教皇といった強烈なキーワードの作品に関しては1点だけで終わらせずに、きちんと比較しずしんと見るものの感性と知性に挑んでくる展覧でもある。去年のポロック展に続き春の東京国立近代美術館は、その年のもっとも注目すべき展覧会をやるのだなと強く思った。この展覧会をみずして都内の展覧会の何をみるというのだ!
 ベーコンは、例えばぶれた写真から、対象の中心をつかみとる。境界を作ってみたと思ったら、逆にわざと描かないことで、見るものに挑んでくる。そして肉体とはなんだろう?存在するということはどういうことだ!と問いかける。しゃれこうべのような顔に白とそれに属する色を微妙にぬったようなもの。教皇という追い込まれた対象へ挑んでみたりもする。タイトルに習作と書きつつ、肝に値する部分以外は削いでみせて完成作品以上の効果を放射する。形をゆがめるたり、浮かんだものを画面に暴力的に入れ込む事で見えてくる調和というものが心に浮かんだりもする。圧倒的な展覧だ。それも現代的、くどくど全部集めない。だらだら見せない。エクシビション自体がベーコン的なのだ。2013年4月13日@東京国立近代美術館
ロリンマゼール指揮 ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団



ベートーヴェン作曲 コリオラン序曲 交響曲第4番、第7番 アンコール エグモンド序曲
80歳で相性のいいオケに出会ったマゼール
前回の来日はティーレマン、かつてはチェリビタッケで名演をきかせてきたミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団。ベルリンフィルがあまりにも美しい国際的なオケになってしまっているいま、機能性はベルリンフィル並で音色文化はドイツそのもののミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団の魅力はますます上がっている。今日の第一音から、最近力をつけてきた東京のオケの実力に感嘆している私も、今日のミュンヘンフィルの演奏のレベルの高さに舌をまいた。昨年10月のN響の客演で、マゼールは日本を代表するオケを引っ張って名演を出したが、今日はミュンヘンフィル自体がマゼールを助けていた。メリハリ、灰汁の強いマゼール節をいとも簡単に飲み込んでがっちりした演奏をする。
 マゼールも、ミラノスカラ座来日、ベルリンフィル、フランス国立フィル、ニューヨークフィル、バイエルン放送響、そしてN響と多様なオケで聞いてきたが、マゼールはミュンヘンとの相性が一番いい感じがした。18日のワーグナーやブルックナーがますます楽しみになった。2013年4月13日@サントリーホール


ワーグナー タンホイザー序曲〜ヴェヌスベルクの音楽 トリスタンとイゾルテ 前奏曲と愛の死
ブルックナー交響曲第3番 「ワーグナー」
2013年4月18日@サントリーホール



第二部
一、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
  浜松屋見世先の場より滑川土橋の場まで
          弁天小僧菊之助  菊五郎
             南郷力丸  左團次
            赤星十三郎  時 蔵
             忠信利平  三津五郎
             岩渕三次  錦之助
           浜松屋宗之助  菊之助
             関戸吾助  松 江
            狼の悪次郎  市 蔵
            木下川八郎  團 蔵
            伊皿子七郎  友右衛門
           浜松屋幸兵衛  彦三郎
          青砥左衛門藤綱  梅 玉
             鳶頭清次  幸四郎
           日本駄右衛門  吉右衛門


二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)  将門
       傾城如月実は滝夜叉姫  玉三郎
           大宅太郎光圀  松 緑

新歌舞伎座へ初見参
 あたらしい歌舞伎座は華やいでいた。歌舞伎座、新開場後、初見参。第2部を2階席から満喫。いやあ菊五郎が良かった。幸四郎丈は苦手なのだが昨日は良かった。きっと初役で緊張して取り組んでいるのだろう。台詞も動きも美しい。玉三郎が妖艶、松緑ってどんどん良くなるなあ。何か真面目なんだ。きっちりやる。菊之助は人の芝居をじゃましない品の良さ。ああ、歌舞伎はいいね。歌舞伎座、東銀座駅と直結で、夏冬は開場を待つのにも大変助かるなあ。エスカレーターも完備でこれからだんだん歳を取る僕には大変心強い。中に入ると松竹の人々が改築をすごく悩んだのが分かる。だって、ああここもあそこも前の歌舞伎座を残そうと工夫した跡が残っているんだもの。名俳優のブロンズ像や川端龍子の大作を3年ぶりに見て、ああ戻ってきた戻ってきたと思う。近代的だが気持ちの通った劇場だ。そして、歌舞伎座での歌舞伎は違う。やはり演舞場とは違う

第三部
 近江源氏先陣館 一、盛綱陣屋(もりつなじんや)
            佐々木盛綱  仁左衛門
               篝火  時 蔵
               早瀬  芝 雀
             伊吹藤太  翫 雀
             信楽太郎  橋之助
             竹下孫八  進之介
              四天王  男女蔵
                同  亀三郎
                同  亀 寿
                同  宗之助
          高綱一子小四郎  金太郎
          盛綱一子小三郎  藤間大河
           古郡新左衛門  錦 吾
               微妙  東 蔵
             北條時政  我 當
           和田兵衛秀盛  吉右衛門


 歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
            武蔵坊弁慶  幸四郎
              源義経  梅 玉
             亀井六郎  染五郎
             片岡八郎  松 緑
             駿河次郎  勘九郎
            太刀持音若  玉太郎
            常陸坊海尊  左團次
            富樫左衛門  菊五郎

第2部 2013年4月4日@歌舞伎座
第3部 2013年4月15日@歌舞伎座


2013年5月16日@東京オペラシティコンサートホール

一、将軍江戸を去る(しょうぐんえどをさる)
徳川慶喜 市川染五郎 山岡鉄太郎 中村勘九郎 天野八郎 市川男女蔵 高橋伊勢守 片岡愛之助

二、藤娘(ふじむすめ)藤の精 中村七之助

三、鯉つかみ(こいつかみ)
滝窓志賀之助実は鯉の精 滝窓志賀之助実は清若丸 片岡愛之助 


2013年5月7日 @明治座
<< 前のページ 次のページ >>
最新記事
(05/28)
(03/30)
(02/21)
(12/31)
(09/28)
(06/09)
(05/12)
(12/31)
(09/08)
(06/02)
(02/09)
(01/10)
(12/31)
(10/17)
(10/13)
(08/02)
(04/11)
(12/31)
(10/10)
(09/14)
(09/10)
(09/07)
(08/31)
(08/30)
(08/16)
プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
フリーエリア
最新CM
[08/24 おばりーな]
[02/18 清水 悟]
[02/12 清水 悟]
[10/17 栗原 久美]
[10/16 うさきち]
最新TB
バーコード
ブログ内検索
カウンター
忍者ブログ [PR]