佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 映画 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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監督 トニー・ギルロイ 脚本 トニー・ギルロイ/ダン・ギルロイ
出演者 ジェレミー・レナー/エドワード・ノートン/レイチェル・ワイズ/ジョアン・アレン/アルバート・フィニー/スコット・グレン/ステイシー・キーチ/オスカー・アイザック

残ったキャストスタッフが仕事を作るために撮った作品。
初めはボーンシリーズの第4弾として発案され、それこそマットディモンも参加しようとしていたが、ポールグリーン監督が降板したことで、マットディモンの参加もなくなった。残ったのはそれ以外のスタッフキャスト。はしごを外されたスタッフキャストが、いやあ、俺は予定していた仕事がなくなるのは困る。食ってかなくちゃならないから。多少作品の質が落ちても仕事が欲しい。。。。。で、作られた作品と言うのがありありと分かる。最終版のマニラでのカーチェイスなどアクションでは面白いところもあるのだが、ボーンシリーズのドラマがドカーンとありながらのスピード感ある演出がなく、そういったアクションシーンなどが記憶に残るのでは成功とはいえないだろう。50点 2013年1月23日
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2008年の監督・主演作「グラン・トリノ」で事実上の俳優引退宣言をしていたクリント・イーストウッドが、4年ぶりに銀幕復帰を果たしたドラマ。大リーグの伝説的なスカウトマンとして知られるガスは、年齢による視力の衰えを隠せず、その手腕に球団フロントが疑問を抱き始める。苦しい立場のガスを、長年離れて暮らしていたひとり娘のミッキーが手助けすることに。父と娘が久々に対じすることにより、秘められた過去と真実が明らかになる。「マディソン郡の橋」(1995)以来17年にわたり、イーストウッドから映画製作を学んだロバート・ローレンツがメガホンをとり、イーストウッドが自身の監督作以外で俳優に徹した主演作としては「ザ・シークレット・サービス」(93)以来19年ぶりとなった。撮影のトム・スターン、美術のジェームズ・J・ムラカミら、イーストウッド組のスタッフが集結。共演にエイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイクら。



映画としてはイマイチ。
Trouble with the Curve というタイトルはなかなかいい。カーブに問題。スカウトしようかどうか悩む選手。実はカーブが打てないヒッターであると見抜くイーストウッド親娘と、データだけでスカウトする人物を決める人間の話。もちろん、そこには人生とか親子とか老いとかいろんな要素が持ち込まれるのだが、イーストウッドがこの20年で生み出して来た映画でさんざん語られたもの以上は何もない。イーストウッドの姿は老いがひどくて正直見ていて痛々しい。この映画、要はイーストウッドの元で長年修行した後輩の監督デビュー作をイーストウッドが自ら出演することで華を添えた友情物語。その裏話の方が感動する。2013年1月6日
96時間/リベンジ Taken 2

監督 オリヴィエ・メガトン
脚本 リュック・ベッソン/ロバート・マーク・ケイメン
出演者 リーアム・ニーソン マギー・グレイス ファムケ・ヤンセン ラデ・シェルベッジア
なかなか良く出来たサスペンス×アクション映画
主な舞台はイスタンブール。そしてアメリカ西海岸。テロリストとボディガードの戦いのアクション映画。サスペンスもたっぷりあるし、トルコの街並を見事に捕えていて異国情緒も楽しめる。グロイシーンも少しあるので子どもには見せたくない。しかし、心に残る映画ではない。ポップコーンやピザとビールやワインとともに楽しんでみればいい映画。
2013年1月6日

出演者: ウィル・フェレル、ザック・ガリフィアナキス、ジョン・リスゴウ、ダン・エイクロイド、ディラン・マクダーモット、サラ・ベイカー、キャサリン・ラナサ、ブライアン・コックス、他
監督: ジェイ・ローチ

コメディ映画で社会風刺は殆どなし。
 アメリカの国会議員選挙のドタバタコメディ。佳作。この手の作品は笑いながらも社会風刺に溢れた映画になっているのが通例だが、これはドタバタコメディを作るために上院議員選挙の設定を借りただけのもの。見事な俳優たちの間合いと演技を楽しめばいいのではないか? 55点。
2012年12月20日@機内映画
監督クリストファー・ノーラン
クリスチャン・ベール/マイケル・ケイン/ゲイリー・オールドマン/アン・ハサウェイ/トム・ハーディ 


21世紀の技術を導引し創り上げた究極の映像
 残酷なシーンや物凄いアクションシーンが連続する映像の万華鏡のような映画ではある。映像はスゴい。ノーラン監督は「インスペション」でも思ったのだが、ものすごい映像作家なのだが、物凄い映像に比較してドラマの部分では見る側の能力や感性に任せてしまっている部分がありすぎで、集中し懸命に作品に向い合わないとただ唖然として終わってしまう映画である。
2012年12月21日
The Iron Lady
監督 フィリダ・ロイド
脚本 アビ・モーガン
出演者
メリル・ストリープ
ジム・ブロードベント
アンソニー・スチュワート・ヘッド
リチャード・E・グラント



見どころはメリルストリープの演技のみ
 脚本が残念なのだ。痴呆症になりつつある現代のサッチャーと過去を行ったり来たりしながら話を淡々と進めて行く、オーソドックスな形を取るのだが、あまりにも行ったり来たりするので、物語に集中し始めたころでブツブツに分断される。現代部分ではほとんど何もドラマはなく何のための現代部分なのかも分からない。
 「アマデウス」の見事な構成と比較すると余りにも陳腐。しかし、アカデミー賞を受賞したメリルストリープの演技はいつもの様に見事なので、レンタルビデオで借りるのなら見て損はないというくらいの作品。特にサッチャー時代を知らない人には当時のイギリスの雰囲気などが分かるのでいいかも。70点 2012年12月14日
監督脚本/カン・ヒョンチョル
キャスト
シム・ウンギョン/キム・ミニョン/パク・チンジュ/ミン・ヒョリン

1970~80年代の洋楽ヒットナンバーの数々で彩られ、2011年韓国で740万人を動員したドラマ。夫や娘にも恵まれ、何不自由ない生活を送っていた42歳のナミは、ある日、母の入院先で高校時代の友人チュナと再会する。25年前の高校生時代、ナミやチュナら7人の仲良しグループはずっと一緒にいると約束しあったが、ある事件がきっかけで離れ離れになってしまっていた。病気に苦しみ、最後にみんなに会いたいというチュナのため、ナミは当時の仲間を集めようと決意。各地に散った仲間を訪ねる旅の過程で、再び人生に輝きを取り戻していく。監督は「過速スキャンダル」のカン・ヒョンチョル。



「素晴らしい映画の中の映画」
 私の大好きな映画のひとつに「ヤアヤアシスターズの聖なる秘密」というアメリカ映画がある。見ていて面白くて、人生の深みに到達し、映画として演技や美術や音楽が素晴らしい映画なのだ。この映画はまさにそのような映画。高校時代の友人の時代と40才になった彼女たちを対比しながら、友情や全ての人生の人間讃歌となっている。音楽はあのサニー。ラストシーンで彼女たちが踊りだすシーンが映画の高揚感が頂点に達する。感涙ものの傑作。85点 2012年12月13日
監督 ジョン・シングルトン
出演 テイラー・ロートナー/リリー・コリンズ/シガニー・ウィーヴァー


「ボーンシリーズとは似ても似つかない」
 大好きな娯楽アクション映画、ジェーソンボーンの様な作品ときいていたのに、見てみたら、冒頭30分は安っぽい性春映画で、途中からカンフーアクション映画という良くわからない映画。アクションなどでも見るべきところなし。
2012年12月11日
監督/ウディアレン
出演/ペネロペクロス、ジェシーアイゼンバーグ、エレンペイジ


冴え渡るアレンの力量
バルセロナ、パリを舞台にした2作品も面白かったが、このローマものも傑作。ローマに仕事でやってきたカップル。親を紹介し家族に受け入れてもらいたい。しかし、二人とも違う相手と親密になり…。ローマを舞台に繰り広げられるドタバタな恋愛コメディ。大人のおとぎ話。ファビオアルミリアートというオペラ界の名テノールも登場しローマに行きたくなる様な見事な作品に仕上がっている。
2012年11月18日
監督・脚本/細野守


これは現代版「バンビ」である。
先ずは見事だ。アニメーションとして美術の繊細さリアル感は観客をどんどん引き込む。この圧倒的な迫力。それも押し付けがましくなく、まるで実写ものをみているようであるが、これは実写では取れない。実写版ならCGという奴だ。
話は子どもの親離れ、成長ということを軸にしてあって、さながらディズニーの「バンビ」のようである。面白いし満足。でも、唯一もっとアニメ的に突き抜けたシーンが欲しかった。3人の登場人物が狼になったり人間になったりするところはアニメ的なのだが、画面全体がアニメとして突き抜けたシーンが見たかった。例えば、「ダンボ」の紫の象のようなシーンのような。2012年11月17日
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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