佐藤治彦のパフォーミングアーツ批評 映画 忍者ブログ
自ら演劇の台本を書き、さまざまな種類のパフォーミングアーツを自腹で行き続ける佐藤治彦が気になった作品について取り上げるコメンタリーノート、エッセイ。テレビ番組や映画も取り上げます。タイトルに批評とありますが、本人は演劇や音楽の評論家ではありません。個人の感想や思ったこと、エッセイと思って読んで頂ければ幸いです。
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監督/ギャヴィン・オコナー 出演/ジョエル・エドガートン、トム・ハーディ、ニック・ノルティ Director/ Gavin O'Connor Writers/ Gavin O'Connor , Anthony Tambakis (screenplay)  Stars: Tom Hardy, Nick Nolte and Joel Edgerton
撮影/Masanobu Takayanagi


「説得力のある肉体、リアル感を盛り上げるカメラと編集」
 この予告編を観て欲しい。役者が肉体を鍛えてここまでするのだ。物凄い。正直いって無名の選手が格闘技の世界大会に出るだけでもヘンテコなのに、それも兄弟が二人も出て決勝戦まで残るってのがちょっとやり過ぎだと思う分かりやす定番家族愛ストーリーです。それもちょっと赤面系だ。しかし、役者がこれだけの肉体を作り上げ、肉弾戦のアクションを見せられると、何か頭が覚醒してしまうのでしょう。物凄い説得力となる。またその演技を支える撮影が素晴らしい。これが日本人で良く名前を見かけるMasanobu Takayanagi ドキュメンタリータッチの撮影手法でリアル感を盛り上げるのに物凄い効果。編集とともに素晴らしい。がっかり映画の「明日のジョー」と比べるとこの映画のスゴさが分かる。
2012年1月13日 機内映画
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FootLoose
監督 クレイグ・ブリュワー
脚本 ディーン・ピッチフォード/クレイグ・ブリュワー
出演者 ケニー・ウォーモールド/ジュリアン・ハフ/アンディ・マクダウェル/デニス・クエイド


「このリメイク版には大切なものが欠けていた」
 ケビンベーコンを一躍スターダムに押し上げた1984年のフットルースのリメイク版である。台本は良く出来ているし映像も美しい。ダンスもいい。しかし、主役のケニーウォーモールドがかつてのケビンベーコンのようなスター性がない。高校生にも見えない。デニスクエイドの役柄はジョンリスゴーがやっていたのだが、こちらも爆発力がないのである。せっかくオリジナルの音楽やダンスを大切にしつつ21世紀版を作り上げたのにちょい残念な作品である。キャスティングミスが残念だ。
2012年1月13日ニュージーランド航空機内映画

追記 以上の記事を書いた後にネットで調べたら当初の主役は「ハイスクールミュージカル」でスターに成ったザックエフロンが主役を降板したとなっていた。なるほどね。唄って踊れて客もいる男の若手スターといったら他がいない。ザック側はもうミュージカルはやりたくないとのことだが、じゃあ、テレビ映画だった「ハイスクールミュージカル」以外の代表作はザックにあるのかね?
 さらにザックエフロンの後に「ゴシップガール」でヒットした男優も予定されていたがこれも降板。監督まで降板したというのだ。主役の穴を埋めないまま製作がスタートしてしまったんだなあ。
「007」のダニエル・クレイグと「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォードが共演するアクション大作。「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監督がメガホンをとり、製作陣にはロン・ハワード、スティーブン・スピルバーグらが名を連ねる。1873年、米アリゾナ。荒野の中で目を覚ました男は記憶をなくし、腕には見慣れない機械の腕輪をはめていた。近くの町にたどりついた男は、自分がジェイク・ロネガンという名であり、その首に賞金がかけられていることを知る。そんな時、突如として町に未知の敵が襲来し、人々をさらっていく。ジェイクのはめた腕輪が敵を撃退できる唯一の武器であることから、ジェイクは息子をさらわれた町の権力者ダラーハイドとともに敵の跡を追跡することになる。共演にオリビア・ワイルド、サム・ロックウェルら。
キャスト: ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリビア・ワイルド、サム・ロックウェル
監督: ジョン・ファブロー
脚本: アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、デイモン・リンデロフ

「これぞ素晴らしきバカ映画の代表作」
 B級映画。愛を込めてそう呼ぶ映画群がある。心をうつ名作ではないし、金をつぎ込んだ大作でもないが観ていて何か楽しくなる映画。そりゃあり得ないだろうというストーリーもあったりで、監督や脚本の個性もにじみ出る映画でもある。これはスターを使っているし低予算でもないが、そういうB級映画の匂いがプンプンする映画ならではの作品だ。西部劇にSFをガチンコでぶち込んだらどんな映画に成るか。それがこれである。だから、「カウボーイ&エイリアン」以外のタイトルはマジに正しい。観ていて苦笑したくなるが、嬉しくなりながらそう思ってるのが分かって楽しくなる。これは映画館で観たかったなあ。なぜなら細かいところまでこだわっている。美術とかね。きっと10年後にもきちんとファンがいる映画だろう。どうかパート2みたいなもの作らないでおいてほしい。
2011年12月27日@JAL
「トラフィック」「オーシャンズ11」のスティーブン・ソダーバーグ監督が、マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレットら豪華キャストを迎え、地球規模で新種のウィルスが感染拡大していく恐怖を描いたサスペンス大作。接触感染により数日で命を落とすという強力な新種ウィルスが香港で発生。感染は瞬く間に世界中に拡大していく。見えないウィルスの脅威に人々はパニックに襲われ、その恐怖の中で生き残るための道を探っていく。

キャスト: マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレット、エリオットグールド他
監督: スティーブン・ソダーバーグ
脚本: スコット・Z・バーンズ
 
「ぶれてしまったのか。ぶれてしまったのか?」
 いやあスター勢揃いである。ギネスパルトロウなんか冒頭で出て来てすぐに死んじゃって、最後は頭の皮がひんむかれるところまでやるんだからすごいよね、これ。上記の文章にもあるような香港でばらまかれた細菌が世界に広がっていく。おおよそは多層構造のストーリー展開、ドキュメンタリータッチの運び方で面白いのだが、途中からマットディモンを中心とした家族愛の話で軸を取ろうとするから、緊迫感がなくなりつまらなくなる。これは、徹底してドキュメントタッチで押し切ったら傑作になってしたかもしれないなあと思うのだ。細かいところまでスターが出て、いるのが面白い。僕が特に気になったのは、「シャイニング」でジャックニコルソンに追われる妻役のシャリーデュバルが一瞬出ているのを見つけて面白かった。今回も泣いていた。
2011年12月17日@LAN
監督 ルパート・ワイアット
脚本 リック・ジャファ 、 アマンダ・シルヴァー
キャスト ジェームズ・フランコ フリーダ・ピント ジョン・リスゴー

「猿の惑星ファンは喜んでいるだろうか」
 期待が高すぎた。サンフランシスコを舞台に現代の医療技術の話も組み込みながら作り上げた。もちろん良く出来ているしそこそこ面白いのだが、僕のDVDコレクションにいれたいのか?と聞かれたら、まあ、そういうことだ。オリジナル版の衝撃はないし、ティムバートン版の透徹した美しさもない。CGで作られた猿たちはとても良く出来ているが、例えばロディマクドウェルが演じた猿のようなユーモアはないのだ。この映画の最大の価値はオリジナル版がきちんと再発売され注目されたことだろう。
2011年12月16日@JAL
監督: 金子修介/脚本:黒田洋介/原案:高殿円/出演:荒井敦史、井上正大、木ノ本嶺浩、 陳内将


 最近お話をさせてもらうようになった金子修介監督の新作の特別上映会に監督自ら誘って頂いたので出かけた。池袋シネマサンシャイン。正直いうと、何かイケメンだけ出てくるヘンテコな映画かなあと思っていたのだ。有料上映会の会場も女子ばかり、一部腐女子。さて、上映が始まるとこれが意外と面白い。学園ドラマかなと思いきや、話がどんどん膨らんで。決して特撮がドカドカ入ってくる作品ではないが、スケールが大きい作品だった。でも青春映画の王道はきちんと抑えていた。さすが、金子修介監督である。きっと今年のキネマ旬報ベスト10とかに入る映画ではないが、この映画を見た人の心には残る作品ではないか。
 
 この映画、最近親子の会話が少なくなった高校生くらいのお子さんをお持ちのご家族で、ちょっと倦怠期の若いカップルのデート映画にぴったりである。



 2011年8月29日 池袋シネマサンシャイン
ハリーポッターと死の至宝 パート2

 ハリーポッターシリーズを見始めたのは10年前で、当時の印象はストーリー展開が早すぎて話が深みがないとか言っていたと思う。それが今や病み付きである。現代人の持つ(それは多分に現代だけではないのだが)人としての複雑な人生に関するさまざまな問いを含有した深みのあるストーリー。それを究極の映像美とファンタジーの世界に織込んだ名作である。そして、演技陣はイギリス演劇界のトップクラスが惜しげもなく投入されている。これからも何度も観るであろう名作の最終章である。
 

2011年7月17日 渋谷TOHOシネマ 3D
2011年7月29日 バンコク サイアムパラゴン アイマックスシアター
出演 モーガンフリーマン マットデュモン
監督 クリントイーストウッド

さて、ネルソンマンデラの話をハリウッド映画にするとなったらいったいどうするか?なるほどなあ。組み合わせればいいんだね。イーストウッドの映画はいつも良質で今回もそう。マットデュモンを浸かったのはハリウッド映画だからだけれど、もっと無名な新人だったら良かったなあ。ちょっとね。
モーガンフリーマンは適役。今回は台本の勉強になりましたあ。




2010年5月25日
監督 クリスコロンバス
出演 ローガンラーマン ブランドンジャクソン アレクサンドラダダリオ ・ ユアサーマン ピアースブロンソン キャサリンキーナー



2010年5月19日
ディズニーアニメ





2010年5月18日
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プロフィール
HN:
佐藤治彦 Haruhiko SATO
性別:
男性
職業:
演劇ユニット経済とH 主宰
趣味:
海外旅行
自己紹介:
演劇、音楽、ダンス、バレエ、オペラ、ミュージカル、パフォーマンス、美術。全てのパフォーミングアーツとアートを心から愛する佐藤治彦のぎりぎりコメントをお届けします。Haruhiko SATO 日本ペンクラブ会員
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